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2型糖尿病(※以下糖尿病)は、血糖値が高くなる病気です。高血糖をそのままにしておくと、さまざまな合併症が引き起こされます。※糖尿病は自己免疫異常等によって起こる1型糖尿病と生活習慣病等が原因で起こる2型糖尿病があります。
高血糖状態を放置すると、神経障害が5年以内、網膜症が7~10年以内、腎障害が10~15年以内に出現すると言われています。血糖値のコントロールが良ければ、合併症は予防できます。血糖値が高くならないように、普段の生活から予防しましょう!
【糖尿病合併症】
■適正体重の維持
適正体重(BMI18.5~25未満)を目指しましょう。
(BMI=体重Kg÷身長m×身長m)
■定期的な運動
血糖値が高くなる食後1~2時間後が効果的!
「ややきつい」くらいの運動を、20分/日以上を目安にすると、糖質と脂肪酸を効率的に燃焼できます。
■バランスの良い食事
主食・主菜・副菜をそろえて食べることで、血糖値の上昇を抑えることができます。
また、野菜から食べ、糖質の多い食品を最後に食べることで、血糖値の上昇を抑えることができます。
■定期的な健診
血糖値を確認するためにも、年に1回は健診を受けましょう。
異常なし | 要指導 | 要受診 | |
---|---|---|---|
HbA1c(%)※ |
5.5以下 |
5.6~6.4 | 6.5以上 |
空腹時血糖(mg/dl) |
99以下 |
100~125 | 126以上 |
※HbA1cは過去1~2か月の平均的な血糖値の状態が分かります。
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糖尿病に関する基礎知識を動画で分かりやすく紹介しています。
■国立研究開発法人国立国際医療研究センター「糖尿病リスク予測ツール 第3版」
健診結果を入力すると、入力された条件と同等の方が3年以内に糖尿病を発症する確率を表示します。
糖尿病と診断されたことがない 30~64歳の方を対象としています。
実際の診断とは異なるため、あくまでも健康状態のリスクを推定するツールとして使用し、診断は必ず医療機関で受けてください。
出典:国立研究開発法人国立国際医療研究センター「糖尿病リスク予測ツール 第3版」