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黒瀬地区は、新産業都市建設事業の中で黒瀬ダムが建設されることになり、東予地域の発展を願い、112世帯、300人余りの人たちが、住み慣れたふるさとを後にしました。主に西條市へ移住しましたが、まとまって移住した所は、河原津新田(旧三芳町)や黒瀬団地(飯岡)で、このほかにも、旧壬生川町、旧小松町などにも移住しています。
懐かしい山河、田畠、墓地等に愛着を残して立ち退いたふるさとは今、黒瀬ダム湖の底に眠っています。黒瀬ダム完成から幾星霜を経て、当時のことを知る人が少なくなっています。
そこで、今回は、河原津新田の人たちや旧西條市内に移住した人たちに、黒瀬の思い出をお聞きしました。
河原津新田 |
黒瀬団地(飯岡) |