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西条市内には、主なもので53の二級河川と13の旧県条例河川が流れています。
川は「母なる川」と呼ばれるように、人々の暮らしや地域社会に密着し、それぞれの流域における文化や風土を育んできました。
川の水は飲料水の源であり、田畑を潤して農業生産を支え、産業の発展に尽くし、海に山の豊かな栄養を運ぶ役割も果たし、あらゆる面で地域の発展と密接な関係を持ってきました。
しかし、社会の発展とともに、河川の治水事業が進み、自然災害に対する意識も薄れ、川に背を向けた生活をするようになってきたのではないでしょうか。
もう一度、それぞれの川の歴史を振り返り、川に対する理解と関心を深め、川と親しみ、川の水の大切さを考えていきませんか。