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水の歴史館 地下水の水質調査結果

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年9月1日更新

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地下水の水質調査結果

 西条の地下水の特徴はおいしくて安全であるということです。
 西条市では、市内の92地点における地下水について、一般項目(一般細菌、大腸菌、塩化物イオン等の11項目)水質調査を毎年実施し、地下水質の監視を行っています。
 また、全項目調査(令和3年4月現在51項目)については、5年に1度の間隔で実施しています。

■地下水の環境基準

水道水質基準
(平成15年5月30日厚生労働省令第101号)

項目

基準値

一般細菌1mlの検水で形成される集落数が100以下
大腸菌検出されないこと
カドミウム及びその化合物カドミウムの量に関して、0.003mg/L以下
水銀及びその化合物水銀の量に関して、0.0005mg/L以下
セレン及びその化合物セレンの量に関して、0.01mg/L以下
鉛及びその化合物鉛の量に関して、0.01mg/L以下
ヒ素及びその化合物ヒ素の量に関して、0.01mg/L以下
六価クロム化合物六価クロムの量に関して、0.02mg/L以下
亜硝酸態窒素0.04mg/L以下
シアン化物イオン及び塩化シアンシアンの量に関して、0.01mg/L以下
硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素10mg/L以下
フッ素及びその化合物フッ素の量に関して、0.8mg/L以下
ホウ素及びその化合物ホウ素の量に関して、1.0mg/L以下
四塩化炭素0.002mg/L以下
1,4-ジオキサン0.05mg/L以下
シス-1,2-ジクロロエチレン及び
トランス-1,2-ジクロロエチレン
0.04mg/L以下
ジクロロメタン0.02mg/L以下
テトラクロロエチレン0.01 mg/L以下
トリクロロエチレン0.01mg/L以下
ベンゼン0.01mg/L以下
塩素酸0.6mg/L以下
クロロ酢酸0.02 mg/L以下
クロロホルム0.06mg/L以下
ジクロロ酢酸0.03mg/L以下
ジブロモクロロメタン0.1mg/L以下
臭素酸0.01mg/L以下
総トリハロメタン0.1mg/L以下
 トリクロロ酢酸0.03mg/L以下
ブロモジクロロメタン0.03mg/L以下
ブロモホルム0.09mg/L以下
ホルムアルデヒド0.08mg/L以下
亜鉛及びその化合物亜鉛の量に関して、1.0mg/L以下
アルミニウム及びその化合物アルミニウムの量に関して、0.2mg/L以下
鉄及びその化合物鉄の量に関して、0.3mg/L以下
銅及びその化合物銅の量に関して、1.0mg/L以下
ナトリウム及びその化合物ナトリウムの量に関して、200mg/L以下
マンガン及びその化合物マンガンの量に関して、0.05mg/L以下
塩化物イオン200mg/L以下
カルシウム、マグネシウム等(硬度)300mg/L以下
蒸発残留物500mg/L以下
陰イオン界面活性剤0.2mg/L以下
ジェオスミン0.00001mg/L以下
 2-メチルイソボルネオール0.00001mg/L以下
非イオン界面活性剤0.02mg/L以下
フェノール類フェノールの量に換算して、0.005mg/L以下
有機物(全有機炭素(TOC)の量)3mg/L以下
pH値5.8以上8.6以下
異常でないこと
臭気異常でないこと
色度5度以下
濁度2度以下

■水質検査結果

 地下水の水質に目立った変化はありません。おおむね良質な状況を維持しています。
ただし、樋之口や玉津といった海岸に近い地域の一部では、塩化物イオン濃度が基準値を上回る”塩水化現象“が見られます。

地下水水質検査地点図 [PDFファイル/1.84MB]

地下水水質検査地点図

<過去の検査結果表(全項目)>

■一般家庭の水質検査

 一般家庭の飲料水の水質検査は、愛媛県東予地方局内の西条保健所で行っています。(別途手数料が必要です。)

 一般的に、理化学試験と細菌検査を同時に行う必要があります。検査項目は次のとおりです。

区分検査項目
理化学試験

亜硝酸態窒素

硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素

塩化物イオン

有機物等(TOC)
pH値

臭気

色度

濁度

細菌検査一般細菌
大腸菌

 手数料、受付日時などの詳細については、西条保健所(電話:0897-56-1300)に直接問い合わせるか、または以下のページを参考にしてください。
 西条保健所(検査)のページへ(※別ウィンドウで開きます)

■塩水化について

 飲料水の水質基準では塩化物イオン濃度が200mg/L以下であることと定められています。ちなみに海水の濃度は約18,000mg/L(燧灘)です。
  塩水化の原因は、地質によるものと、海水の影響によるものに大きく分けることができます。塩分は、自然界にナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩等として広く存在しています。海岸地帯の地下水は海水の浸透の影響を受けて、塩化物イオン濃度が高くなることがあります。
  塩化物イオン自体の毒性は知られていませんが、対イオンとしてのナトリウムイオンに関連し、2,500mg/L以上の濃度を含む飲料水を過剰に飲用すると高血圧症を引き起こすと報告されています。

 塩水化とは

 沿岸地域において開発が進み、農地の宅地化に伴い、地下水への涵養能力が低下することによって、地下水の淡塩境界面が陸部に逆上昇して揚水中の塩分濃度が高くなり、地下水の継続的な利用が困難になる問題です。  
 本来陸地の地下水位が海水位と比べ高く、陸地から海に流れて行く水循環を行っていますが、陸地の地下水開発により、地下水位(または圧力水頭)が低くなり、密度の高い重たい海水は陸地の地下帯水層に沿って楔(くさび)状に逆侵入することになります。

「塩水化とは」の図

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