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水の歴史館  泉掘り(枠組井戸)とポンプ場の歴史 8.今後の抱負

ページID:0070231 更新日:2017年1月14日更新 印刷ページ表示

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泉掘り(枠組井戸)とポンプ場の歴史

8.今後の抱負

 姿を消しつつある「泉掘り」(枠組井戸)に対して、どのような思いをお持ちですか。

【栗田】 かんがい用水を汲みあげていた陸上ポンプの隣へ、新規に地中深くボーリングを行った井戸ができて、その中に水中ポンプが設置されると、陸上ポンプは用がなくなるため、やがて「泉掘り」(枠組井戸)は消えていく運命だと思いますが、できれば、水を得るために苦労を重ねた先人たちの技術の結晶である「泉掘り」(型枠井戸)を後世に残し、水の大切さを実感することが出来る農業遺産にしてほしいと願っています。

8.今後の抱負の写真

西日本最高峰 石鎚山1,982mの写真
西日本最高峰 石鎚山1,982m

 最後になりましたが、水に対する自分の思いをお聞かせください。

【栗田】 「山は水のかたまり」。この地域では、地下水は山からの水を利用していることにほかなりません。水を管理する人たちがいて、水の源がどこなのかに思いを巡らしたとき、山のありがたさと、水源に対する感謝の気持ちを持ち、必要以外の水は使わないよう心掛けることが大切だと思います。

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