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水の歴史館 泉掘り(枠組井戸)とポンプ場の歴史  6.かんがい用ポンプと発動機の変遷

ページID:0070229 更新日:2017年1月13日更新 印刷ページ表示

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泉掘り(枠組井戸)とポンプ場の歴史

6.かんがい用ポンプと発動機の変遷

ディーゼルエンジンを始動する栗田氏の写真1枚目

ディーゼルエンジンを始動する栗田氏の写真2枚目
ディーゼルエンジンを始動する栗田氏

 この地域へ最初に陸上ポンプが導入された頃、ポンプや発動機はどんなものが使われていたのでしょうか。

【栗田】 当時のポンプは渦巻きポンプ(ヒューガルポンプ)で、陸上に据付けられていました。このポンプの基本的な構造は、今でも受け継がれており、陸上ポンプや水中ポンプにも多く採用されています。
 動力としては、木炭やコークスを使用したガスエンジン、石炭を使用した蒸気エンジン、軽油を使用した焼玉(やきだま)エンジン、石油発動機(オイルエンジン)、ディーゼルエンジンなどが使われていましたが、昭和15年(1950)頃からは、モーター(動力は電気)でポンプを運転しています。
【余談】 栗田さんは、趣味で発動機を30数台所有しており、石鎚発動機クラブの会長を務めています。年に数度ある大会には、ご自慢の発動機を持って参加しています。良い発動機の基準はと聞くと、「ゆっくりと回転し、体全体に振動が伝わり、動かしてくれてありがとうと語りかけてくるのが良い発動機」とのことです。

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