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泉掘り(枠組井戸)とポンプ場の歴史
(1)河川(中山川取水堰)) 鞍瀬(丹原地区) |
(2)河川(大明神川) 三芳(東予地区) |
(3)泉(ひょうたん池) 石田(東予地区) |
(4)泉(ひょうたん池) 新宮(小松地区) |
(5)泉(幸木泉 通称:鴨地池) 周布(東予地区) |
(6)ため池(新池) 吉岡(東予地区) |
(7)ため池(新池) 久妙寺(丹原地区) |
(8)ため池(天神池) 岡村(小松地区) |
水稲 周布(東予地区) |
陸稲 写真提供:茨城県農業総合センター 農業研究所 作物研究室 |
跳ね釣瓶(はねつるべ) 資料:西条市東予総合支所 |
踏車(ふみぐるま) 資料:西条市東予郷土館 |
「泉掘り」(枠組井戸) 幸木ポンプ場の模型(縮尺:1/30)
製作:栗田孝一氏
かんがい用水のことについてお伺いします。東予・丹原・小松地区のほとんどの地域と、西条地区の一部の地域では、道前平野土地改良区の管理するかんがい用水や、自家用農業ポンプ等を使用していますが、昔はどのようにしてかんがい用水を確保していたのでしょうか。
【栗田】 昔、農業用水は主に河川や泉、ため池などから取水していましたが、私の住んでいる周布地区や吉田地区では、昔は泉からの取水が主でした。そのため旱魃時(かんばつじ)には、水稲の作付けが出来ないところがあり、かんがい用水を確保するために血のにじむような苦労があったと聞いています。