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水の歴史館 井戸と井戸掘りの変遷 3.井戸掘りの変遷 (2)明治時代の竹条を使った上総掘り

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年1月15日更新

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井戸と井戸掘りの変遷

3.井戸掘りの変遷

(2)明治時代の竹条を使った上総掘り

 千葉県君津市では、明治時代中期に生活用水やかんがい用水を得るために、孟宗竹(もうそうちく)で作った竹条(竹ヒゴ)の先にホリテッカン(鉄管の中は空洞で、先にノミをつけたもの)を取り付けて掘削する「上総掘り」(かずさぼり)とよばれる日本独自の掘削方法が考案されました。上総掘りは、手軽で簡便なため、日数さえかければ深い井戸にも応用できたため、井戸掘りの主流として全国へ普及していきました。
 しかし、高度経済成長期(昭和30~40年代)頃に機械化と人件費の高騰などの社会情勢もあって後継者がいなくなってしまいました。
 その後、昭和50年代後半に、人力だけで井戸を掘削できることから、水不足に悩む東南アジアやアフリカなどの発展途上国で再び脚光を浴びるようになり、「上総掘り」を継承している諸団体が諸外国で「上総掘り」による井戸を掘り、現在もその技術を伝えようと活動しています。しかし孟宗竹のない国では「上総掘り」とはいえないほど掘削方法が改変されているようです。

取材協力:千葉県 袖ケ浦市郷土博物館

上総掘り

上総掘りの写真
千葉県 袖ケ浦市郷土博物館

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