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水の歴史館 幻の音風景 水琴窟(すいきんくつ) 4.水琴窟はなぜ琴のような音がするのか

ページID:0070307 更新日:2015年1月15日更新 印刷ページ表示

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幻の音風景 水琴窟(すいきんくつ)

4.水琴窟はなぜ琴のような音がするのか

水琴窟のメカニズムを熱く語る中村洞水氏
水琴窟のメカニズムを熱く語る中村洞水氏(右)

 水の音にもいろいろなものがありますが、例えば雨音、川のせせらぎの音、蛇口の滴の音などは琴のような音はしません。水琴窟はなぜ琴のような音がするのでしょうか。

【中村氏】 伏せ甕の底(内側)に溜まった水滴が水面に衝突(落下)したときに、水滴の気泡の振動音が甕の空洞で共鳴して、琴の音に似たような音を響かせることから、いつの頃からか「水琴窟」と呼ばれるようになりました。庭園施設における同じ系統の用語に「洞水門」(どうすいもん)がありますが、いつの頃から「水琴窟」と呼ばれるようになったかは不明です。

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