愛媛県広報コンクールで県代表となり、全国広報コンクールに出品していた広報さいじょう 2021年7月号が、総務大臣賞(広報紙市部門で特選:全国1位)に選ばれました! 全国の自治体を対象とする同コンクールで、全国1位となったのは今回が初めてです。
広報さいじょうの主役は市民の皆さんです。これらの賞を受賞できたのも取材に協力いただいた方々や読者の皆さんのおかげです。今後も「人」の思いや表情を載せて、読者の心を動かし、行動につなげる「伝わる」広報紙を作っていきます。
日々のご理解・ご協力、本当にありがとうございます。
審査結果
広報紙(市部):特選「広報さいじょう 2021 年 7 月号」
※エントリー総数 62 点(全国コンクール出点数)
主催:公益社団法人日本広報協会

受賞者インタビューはこちらから【LOVE SAIJOウェブサイト】
審査員のコメント
- 子どもを水難事故から守る「ライフジャケット着用促進企画」である。まず「事故データ」から地元の加茂川の危険性を「知る」。次にわが子を水難事故で亡くした母親が子どもの安全活動を始めた経緯。それに教育現場や地域での指導を「分かって」もらい、最後に「市子ども安全管理士講座」の紹介で「次の行動」を誘って1本スジが通っている。「知らせる」「分らせる」「動かせる」、広報紙は行動につなげてもらうツールである。秀逸な作品である。
- 基金設立と活動、安全管理士講座といった流れの中、背景・周辺事情や実際を、市民や専門家それぞれの立場の言葉で埋めている。たとえ遠い話に見えようとも、皆の望む生活安全への関心を喚起。対象は当然保護者、さらに催事主催者・指導者や指導者育成者、そして中学年を過ぎれば生徒・学生諸君も、一度は精読して、生きる知恵を得られる。情報欄は穏やかな色調。段組みやレイアウトで縦横の行が適度に混ざり、整理されている。
- 表紙をめくった1ページ目からインパクトがあり、メッセージが強く印象に残った。シリアスになりがちなテーマを読みやすくカジュアルに伝えている。紙面全体を通し、縦書きと横書きの使い分け、余白やアイキャッチなどを工夫し、視線を無理なくコントロールできていた。パステルカラーやアースカラーなど優しい配色、フォントの選び方などからも、デザインのトレンドをよく研究されていることが伝わった。
参考
全国広報コンクール審査結果など(日本広報協会ホームページ)
【愛媛県市町広報コンクール】広報さいじょうが特選(県内1位)に輝きました! (西条市ホームページ)