本文
消防本部通信指令課では、災害発生時における初動体制の強化を図ることを目的に、出動指令と同時に配信される「Eメール出動指令」に加え、災害発生場所の地図URLを添付した「災害地図メール配信」を、令和3年12月20日から運用を開始しました。
これにより、災害対応にあたる消防職・団員が、災害の発生している場所を即座に把握することが容易となり、また消防本部警防課が取り組んでいる「消防水利電子マップ」と組み合わせることで、より効果的、効率的な活動が可能となりました。
平成16年9月襲来の台風第21号では、市内各地で甚大な被害が発生し、市民からの緊急通報が鳴り止まない状態でした。この時、災害発生場所、被害状況、避難情報、道路規制や河川の氾濫等の情報が消防団員にメール配信されていれば、現場活動に、より有効に活用できていたと考えます。今後も消防職・団員など現場の意見も取り入れながら、災害地図メールの多面的な活用を図っていきます。
〈イメージ図〉
※補足
・「災害地図メール」はEメール出動指令配信後にメール送信します。
・配信される地図URLは出動指令時の災害発生場所になります。
・地図表示できない機種もありますが、受信には通信料が発生します。