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西条市には東消防署・西消防署の2署、飯岡出張所・橘出張所・小松出張所・河北出張所の4出張所があります。
消防職員は一般のサラリーマンとは異なり、特殊な勤務編成をしています。西条市では、3部(3交替)制を採用しています。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 月 |
当務日 | 非番日 | 週休日 | 当務日 | 非番日 | 週休日 | 当務日 | 非番日 | 週休日 | 当務日 | 非番日 | 週休日 | 当務日 | 非番日 | 週休日 |
消防署では消防職員が24時間365日、災害(火災・救助・救急)に備えて待機し、火災等の災害が発生すると昼夜を問わず出動します。
また、災害が発生していないときには、災害に備え各種訓練を行ったり、事業所等の立入検査や小学校などで避難訓練、初期消火訓練、救急訓練の指導を行うほか、道路や水利の状況の調査を行って、迅速な災害対応ができるように努めています。
前日から仕事をしている職員(下番員)と、これから仕事につく職員(上番員)が、消防署の前に整列して勤務交替します。24時間勤務のスタートです。
青色服は消防隊員、オレンジ色服は救助隊員、灰色服は救急隊員です。
東消防署
西消防署
交替後、仕事についた職員は、その日災害出動の際に乗車する車両点検、使用する資器材点検、無線テストの交信を行い、いつでも災害出動できるように準備します。
災害が発生し現場に駆けつけた際に、資器材が壊れていて「動きません」では済まされません。
常に万全な状態にしておく必要があります。
その日の小隊編成の確認、消防隊、救助隊、救急隊の業務の確認をし、みんなで情報を共有します。
(例) 「本日は○○事業所で訓練指導があります」 「○○の前の道路が18時から通行止めです」
届出文書等の事務処理や消防・救助・救急訓練を行います。また、管轄区域内の地理(道路)の調査、消火栓の状態や場所を確認したり、事業所から依頼された訓練指導を行ったりします。
食堂で、各自が持参した昼食を食べます。災害が発生するといつ食べれるかわかりません。食べられる時にしっかり食事をとります。昼食が夕食なんて時もあるんですよ。
午前中とほとんど同じ業務になりますが、基本的にはさまざまな災害現場を想定して、各種訓練を行います。
「訓練でできないことは現場でもできない」
災害が発生した場合、安全かつ確実、迅速に対応しなければなりません。そのために日頃からさまざまな災害現場を想定した訓練を繰り返し行っています。
夜の災害に備え、その日に使用した車両、資器材の点検をします。
若い職員が中心となって約10~15人分の夕食を作ります。 ※当然ですが、食費は自腹です。
「安い・うまい・早い」 消防メシを目指し、分担して料理を作ります。
アクセスはこちら→→ 【消防メシ】
昼間にできなかった文書の受付、業務の報告書などを作成します。また、昼間に行った訓練の復習、地図を見て管内の地理や消防水利の確認を行ったりもします。
また、東消防署では通信指令業務(119番受付)、西消防署では受付業務を翌日7時まで2時間ずつ交代しながら行います。
災害はいつ起こるかわかりません。そのため夜間でも活動できるように夜間想定訓練を行うこともあります。
また、災害活動の基礎となる体力・筋力トレーニングなどを行い、いかなる災害にも耐えれる身体づくりに取り組んでいます。
事務仕事などを終えた後は、夜間の災害出場に備えて仮眠をとります。すぐに出場できるように、装備品をベッド脇に置き、活動(消防)服を着たまま仮眠をとります。
東消防署仮眠室
西消防署仮眠室
消防自動車の手入れをして、きれいな状態で次の隊に引継ぎます。
次の勤務者と交代するため、勤務中の情報やその日に行う業務等の申し送りをします。
今度は下番員として整列し、勤務交替を行い1日の勤務が終了します。
本日(非番日)と翌日(週休日)に、もし災害があれば、招集命令の可能性があるため、自宅に帰り身体を休めます。
東消防署
西消防署