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水の歴史館 野鳥情報

ページID:0070427 更新日:2015年1月15日更新 印刷ページ表示

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野鳥情報

西条市では、海抜0mから西日本最高峰の石鎚山(1982m)まで多様な自然環境が見られます。特に加茂川や中山川の河口には多くの希少種が生息する 河口干潟(日本で6番めの広さ)が 広がり、世界的にも重要な水鳥の拠点として、IBA(Important Bird Area 重要野鳥生息地)にも選定されています。
 干潟は野鳥の餌となる生き物の宝庫で、そこを餌場として、多くのシギ、チドリ類、カモ類、カモメ類がやってきます。

西条の水辺で見られる鳥の種類

クリックすると西条にやってくる鳥の写真が見られます

夏鳥(なつどり) 春~夏に見られる鳥。春に南の国から渡ってきて繁殖し、秋に去ります。 ツバメ、コアジサシ、オオヨシキリなど。
冬鳥(ふゆどり) 秋~冬に見られる鳥。北の国で繁殖した後、秋に渡ってきて冬を越し(越冬)、春に去る鳥。 ガンやカモ、カモメの仲間など。
旅鳥(たびどり) 春と秋の渡りの季節に見られる鳥。春に日本を北上して北の国で繁殖、秋に南下して南の国で越冬する鳥。 シギやチドリ類の多く。
留鳥(りゅうちょう) 一年中同じ地域で見られる鳥。その地域で繁殖します。スズメ、コサギ、カイツブリなど。

 なお、観察ポイントは日本野鳥の会愛媛県支部のホームページ(※クリックすると別ページで開きます)に紹介されています ので参考にしてください。

お願い! 野鳥は人間を含む動物を警戒し敏感に反応します。野鳥を観察する際は下記の フィールドマナーを守ってください。

フィールドマナー

出典:日本野鳥の会 野鳥観察ハンディ図鑑「新 山野の鳥」「新水辺の鳥」より 一部改変

 や 野外活動、無理なく楽しく

 自然は、人のためだけにあるのではありません。思わぬ危機が潜んでいるかもしれません。知識とゆとりを持って、安全に行動するようにしましょう。

さ 採集は控えて自然はそのままに

 自然は野鳥のすみかであり、多くの生物は彼らの食べ物でもあります。あるがままを見ることで、いままで気づかなかった世界が広がります。採集は慎みましょう。

し 静かに、そーっと

 野鳥は人を恐れるものが多く、大きな音や動作を警戒します。野鳥を驚かさないように、自然のなかでは静かに行動しましょう。

い 一本道、道からはずれないで

 危険を避けるため、自然を傷つけないため、田畑の所有者などそこにくらす人に迷惑をかけないためにも道をはずれないようにしましょう。

き 気をつけよう、撮影、人への迷惑

 野鳥撮影は野生生物や周囲の自然に悪影響を及ぼす場合もあるので、対象の生物や周囲の環境をよく理解した上で影響がないようつとめましょう。また、撮影や、
 観察が地元や周囲の人に誤解やストレスを与える場合もあるので、十分な配慮をしましょう。

も 持って帰ろう、思い出とゴミ

 ゴミは、家まで持ち帰って処理しましょう。ビニールやプラスチックが鳥たちを死にいたらしめることがあります。責任を持ってゴミを始末することは、一人ではじめられる自然保護活動です。

ち 近づかないで、野鳥の巣

 子育ての季節、親鳥は特に神経質になるものが多く、危険を感じたり、巣のまわりの様子が変化すると、巣を捨ててしまうことがあります。また、巣立ったばかりのヒナは迷子のように見えますが、親鳥が近くにいることが多いので、間違えて拾わ
ないようにしましょう。

 バードウォッチングを通して、野鳥の生態やそれを取り巻く自然環境について知ることが「やさしい気持ち」に結び付くことでしょう。また、観察することに夢中になって、人に迷惑をかけることのないよう気をつけましょう。

鴨の写真

 加茂川河口にカモの群れが飛来しています。
例年マガモ・ヒドリガモを中心に約3000羽が越冬し、冬の間につがいを形成し春先に北の繁殖地へ帰っていきます。

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