ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 西条市保健センター 健康教育 > 知っていますか?CKD(慢性腎臓病)

本文

知っていますか?CKD(慢性腎臓病)

ページID:0116074 更新日:2025年4月15日更新 印刷ページ表示

CKD(慢性腎臓病)を知っていますか?

CKD(慢性腎臓病)とは、慢性的にたんぱく尿があるなど、腎機能が低下した状態をいいます。
発症には、悪い生活習慣の積み重ねが大きく影響しています。加えて、高血圧や糖尿病、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病は、腎機能の低下を加速させます。
CKDは自覚症状がないまま進行し、だるさやむくみなどの自覚症状が出る頃には、重症化が進んでいます。
CKDでは、心臓病や脳卒中などの心血管疾患にもなりやすいことが明らかになっており、いかにCKDを治療し、心血管疾患を予防するかが大きな問題となっています。
腎臓は一度機能が低下するともとに戻りにくい臓器です。定期的に健診を受け、生活習慣を改善することが、早期発見や予防につながります。

CKD腎臓

 

 

CKD(慢性腎臓病)を予防するためには?

食生活

◎栄養バランスを考えて食べましょう

主食、主菜、副菜を揃え、バランスよく栄養をとりいれることが大切です。バランスよく食事をとるポイントはぜひ栄養士だよりを参考にしてくださいね。

 栄養士だより

 

◎塩分をとりすぎないようにしましょう

塩分の摂り過ぎは腎臓に負担をかけます。
日本人の食塩摂取量の平均値は、10.1g!性別でみると、男性10.9g、女性9.3gです。(令和元年国民栄養調査より)
日本人の食事摂取基準(2020年)の食塩摂取量の目標量は、男性7.5g未満、女性6.5未満であり、
実際の摂取量と比べると、その差は3g!
減塩を意識し、酢や柑橘類の酸味や香辛料を利用するのもおすすめです。

 

食塩1g相当

◎タンパク質をとりすぎないようにしましょう

タンパク質を適正以上に摂取すると、老廃物が血液中に蓄積し尿毒症を引き起こします。ただし、必要以上に制限しすぎても筋肉量の低下など健康に害が出てしまいますので、食事制限は主治医の指導のもと、適切に管理することが大切です。

 

◎脂質の多い食品は控えましょう

揚げるより、焼く、茹でるなど脂をとりすぎない工夫をしてみましょう。肉類は脂身の少ない部位を選ぶ、ドレッシングはノンオイルを選ぶなどの工夫もおすすめです。

 

◎お酒は適量を守りましょう

お酒の1日の適量は日本酒換算で1合程度です。女性や高齢者はこの半分くらいが適量です。

お酒

運動

◎歩数を増やしましょう

10分歩くと約1000歩と言われています。今よりプラス10分歩くことを意識してみましょう。

運動のきっかけづくりに運動の教室も開催しています。

各種講座についてはこちら

運動

 

◎筋力トレーニングをしましょう

筋力をつけ、基礎代謝を上げると脂肪のつきにくい体をつくることができます。

まずは腹筋やスクワットなど短時間から始めてみましょう。

西条市トレーニングルームご利用についてはこちら

 

CKDを予防するためには生活習慣の改善が効果的です。食生活や運動習慣を見直し、毎年の健診で自分の体のことを知っておくことが大切です。

血圧が普段から高めの方は、毎日の血圧測定など血圧の管理をしたり、喫煙している人は禁煙をすることも予防行動の一つです。

できることから少しずつチャレンジしてみましょう!

 

 

CKD(慢性腎臓病)が気になる方へ

 西条市では、生活習慣病予防に関する講座や相談窓口があります。

 お気軽にご参加、ご予約ください😊各種講座の詳細や日程はこちら

 ◆できる!かわる!栄養講座

 ◆ヘルスアップ講座(運動講座)

 ◆市民健康講座

 ◆定例健康栄養相談(日程表はこちら

CKD(慢性腎臓病)関連情報

厚生労働省「腎疾患対策」

Adobe Reader
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)

おすすめイベント