消防車と救急車が連携して救急活動を行います(PA連携)
西条市消防本部では、平成27年1月1日から必要に応じて救急現場に消防隊が出動し、救急隊と連携して救急活動などを行う「PA連携」をはじめます。
PA連携とは…
消防隊と救急隊が連携して救急業務を行うことの総称で、消防車(Pumper)と救急車(Ambulance)の双方の頭文字から「PA」と名前を付けたもので、広く使用されている用語です。
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PA連携の必要性
近くの救急車が出動している場合や、救急隊だけでは搬送が困難な時に消防隊が救急現場に出動し、傷病者の救護や救命処置などをこれまで以上に素早く確実に、かつ安全に行えるよう支援することで、到着時間の短縮や救命率のアップなど、市民サービスの向上を図ることができます。
消防車がPA連携で出動する場合
- 心肺停止等が疑われ早急な対応が必要であるが、近くの救急車がすぐに到着できない場合
- 高所や階段・通路などが狭い場所で、救急隊だけでは傷病者の搬送が困難な場合
- 国道などの交通量が多い道路上で、傷病者や救急隊の安全を確保する必要がある場合
- この他、事故の状況から救急隊の活動を支援する必要があると判断した場合
消防本部からのお願い
救急車を呼んだ場合でも消防車がサイレンを鳴らし救急現場に出動する場合があります。「消防車がサイレンを鳴らして来た!?」「私は救急車を呼んだのに?」というように驚かれることもあるかもしれませんが、その時は、救急隊が到着するまでの間、消防隊が必要な応急処置を実施します。
いずれの場合も傷病者の救命、安全、円滑な活動を目的に実施しておりますので、皆さんのご理解とご協力をお願いいたします。