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古川地域では、田植え時期と灌漑時期は、うちぬきの鉄管から直接田んぼへうちぬき水を入れています。
農業用水路が整備されているところは、水路の水を利用していますが、そうではないところは、うちぬき水を直接使用しています。
周辺の田んぼを見て回りましたが、うちぬき水の直接使用は、他地域では確認できませんでしたので、古川地区特有のものかも知れません。
西条市三津屋の墓地に自噴するうちぬきである。
平成6年の大渇水の時に一度だけ途絶えたことがあるが、一年を通じてこんこんと湧いている。
汲み上げポンプは地元自治会によってメンテナンスされている。
令和6年1月13日撮影
夏は冷たく、冬は温かい地下水。
この水を汲んで、墓石を洗い、樒に水を遣るという昔から続いているお墓参りのルーティーン。
このまま次の世代に繋いてゆきたいものである。
一度は行ってみたい滝 西条市には3つの滝があります。
1つは、東之川に有る「おたるの滝」、2つ目は市ノ川にある「津越の滝」、3つ目は、小松町高瀑渓谷にある「高瀑の滝」があります。
自然に恵まれた滝で、一度は行ってみたい滝です。滝から出るマイナスイオンは心を癒します。
今回は「おたるの滝」を紹介します。
風景写真は、(一社)西条市観光物産協会主催のツアーで「東之川おたるの滝と草木染」のツアーに参加しました。その時の風景写真です。
西之川大宮橋を渡り、東之川へ「おたるの滝」と書いている石柱があります。
そこから徒歩で「おたるの滝」まで山道を歩きます。途中、廃屋や石垣など見ながら「おたるの滝」に着きます。
<大宮橋(土木遺産)> <おたるの滝石碑>
<ツアーガイドの山本先生(西条自然学校)> <石垣と廃屋>
<おたるの滝>
この写真は図書館にある「なぎのきばし」から撮った泉の写真です。
春になると桜が咲いてとても綺麗な景色ですし、晴れた日にこのようにとると水面が映り綺麗な写真が撮れます。
私はこの水面に移る景色が好きです。
わが家の“生命の源泉”、『うちぬき』。
いつまでも湧いてきますように!
西条市保険センター駐車場横に有るうちぬき水汲み取り場所に今日も沢山の方が汲み取りに来ていました。
汲み取りをしている方に、どこから来られましたかお聞きすると松山と今治から来られた方でした。
また、うちぬき水の使い道は家庭用で使われるとの事でした。
この汲み取り場でのうちぬき水を見ると、うちぬき水は地下に豊富にあると思います。
しかしながら、市内沿岸部のうちぬき水には、塩分による水質の低下や、残留肥料の成分による水質の低下、異常気象による渇水など問題が有る事を、西条市民だけでなく市外から水を汲み取りに来られる方にも啓発する必要があると思います。
西条よいとこ ヨーイトナ(アヨイショ) 西条よいとこ みどりの水は(アリャサ)
湧いて つきせぬ 城下町(ソレー) ヨイヨイヨイトキテ ヨイトナ
(写真撮影は許可をいただいています)