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水の歴史館 人間の体の60%は水

ページID:0070218 更新日:2015年1月15日更新 印刷ページ表示

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人間の体の60%は水

 口から入った水の大部分は小腸と大腸の粘膜から体内に取り込まれます。体内に入った水は腸管の周りの血管網やリンパ網に入り、血液となって体中のすみずみまで運ばれます。そして末端から組織に滲み出て、また毛細血管に入り肝臓などを経て腎臓から排出されます。
 水分量は年齢とともに変化し、新生児で75%くらい、4~5歳児で70%、成人女性が50%、成人男性が60%、老人は50%ぐらいだといわれています。成人男性が成人女性よりも10%以上上回っていますが、逆に脂肪分は女性が10%上回っており、水分と脂肪分を合わせるとほとんど変わりません。

人間の体は60%は水のさし絵

さし絵:桑原 謙二

 水分が40%~50%にまで落ちると、生命維持が不可能になります。
 すなわち、私たちは毎日生きるために、せっせと水を補わなければならない運命にあるのです。その量は平均して1日2.5リットルといわれ、この半分を食事から、残りを水などの飲料で補っています。
 水は体内で血液に変身し、全身を駆けめぐっていて、脳だけでも1分間に0.7リットルもの水(血液)が流れています。

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