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京都大学大学院地球環境学堂(地域資源計画論研究室)主催によるサイエンスキャンプ2022を開催しました。
当日は、人の暮らしと生物資源に焦点を当て、研究者による西条高校の生徒への講義や棚田で有名な西条市千町地域に赴き、生息する生物の調査や地域で暮らす方への聞き取り調査などのフィールドワークを実施し、地域にある資源を活用した持続的な地域社会の発展のあり方を考えました。
また、希望者は、千町で宿泊し、ライトトラップによる夜間昆虫採集も行いました。
農山村地域の過疎化が引き起こす生態系サービスへの影響や絶滅危惧種のツマグロキチョウの保全などについて講義を受けました。
千町地域に生息する生物の調査や地域の方の暮らしなどを聞き取り、地理情報システム(GIS)を用いた地域資源地図の作成を行いました。
生物の生息環境や地域資源など、フィールドワークを通して学んだこと、感じたことを発表しました。