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西条市地域創生センター設置目的
開館に向けた経緯
西条市では、平成27年3月に休館となった「ひうち会館」の改修工事に着手し、これまでのひうち地区に立地する企業とのネットワーク拠点としての機能を維持しながら、新たに大学など高等教育機関との連携拠点としての機能を持たせることで、産学官連携や人材育成に取り組む拠点施設となる「西条市地域創生センター」の整備を進め、平成28年4月1日に開館することとなりました。
西条市には、大学など高等教育機関の拠点がありません。これまでも西条市では、全国各地の高等教育機関と教育研究交流協定を締結するなど、高等教育機関の拠点が存在しないというデメリットを補う取組を進めてきましたが、今後は実際に連携を強化する高等教育機関の拠点を市内 に設置していただき、大学と共に各種事業を推進することが可能となります。
事業イメージ
西条市地域創生センターは、大学など高等教育機関との連携のもと、産学官連携の推進による「しごとの創生」、人材育成を通じた「ひとの創生」に取り組み、ひいては持続可能な地域社会となる「まちの創生」の実現をめざす「西条市版地域創生の中核拠点」となります。
「しごとの創生」では、大学など高等教育機関の研究シーズをもとに、市内で実施される産学官金連携による共同研究活動を推進することで、地域や企業などが抱える課題を解決することで、産業振興・雇用創出などを通じた地域経済の活性化を目指します。
「ひとの創生」では、フィールド調査やインターンシップ研修の受入充実、大学と市内高等学校との連携教育の推進、将来的な大学院サテライト拠点の誘致などを実現することで、将来的な地域経済の発展に貢献することができる中核人材の育成を目指します。
上記2つの事業の柱を実現に加えて移住定住促進や都市ブランド力強化など「西条市版地域創生のまちづくり」実現に向けた各種取組を推進することで、持続可能な地域社会となる「まちの創生」の実現を目指します。
《西条市地域創生センターの事業イメージ》
総合6次産業都市の実現に向けた専門人材育成拠点
西条市地域創生センターは、総合6次産業都市の実現をめざす上で重要となる専門人材育成拠点としての位置付けを有しています。
平成27年1月に国から認定を受けた地域再生計画「四国経済を牽引する『総合6次産業都市』推進計画」では「大学と連携した拠点整備」を重点施策として掲げており、地域創生センターの整備においては国の交付金を活用しています。
《四国経済を牽引する『総合6次産業都市』推進計画における地域創生センターの位置付け》
地域創生センターの施設概要
(1)名称 西条市地域創生センター
(2)場所 愛媛県西条市ひうち1番地16(旧ひうち会館)
(3)構造 鉄筋コンクリート造4階建
(4)敷地面積 7,970.07平米
(5)延床面積 2,120.21平米