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西条市のカブトガニ 西条市の取り組み(2)
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西条市の取り組み
カブトガニと自然環境の保護に貢献します
カブトガニ探検隊で発見されたカブトガニの幼生
2001年8月19日に河原津海岸で開催されたカブトガニ探検隊で、6齢の幼生が発見されました。2005年には5~9齢の幼生が8匹発見されました。以後、毎年幼生が数匹発見されています。
この発見には、
- 河原津海岸での幼生の成育の可能性が立証された。
- 絶滅寸前の生物の復活は、世界的にも例がなく、これに向けての前進となる。
- 幼生放流を根気強く継続してきた成果であり、望みを捨てず、地道に努力することが大切である。
- 西条市の海がきれいで、ここで採れる魚介類、海産物の安全性が内外にアピールできる。
- 自然環境の保全を願う多くの市民の努力の結果、海がきれいになったことを示す価値ある出来事である。
という意味があります。
このように、カブトガニを守るということは、自然環境を守ることであり、私たち人間の生活を守ることにつながります。幼生発見を励みとして、今後ますますカブトガニと自然環境保護に努力していきたいと考えていますので、皆さまのご理解、ご協力をお願いいたします。
カブトガニと親しむまちづくりを行っています
西条市内のカブトガニオブジェ | ||
大明神川天井川 | JR壬生川駅 | 東予総合支所前 |
歩道(ふれあいの道) | 東予運動公園 |
カブトガニを守る会加入のご案内
カブトガニは2億年以上も姿を変えないまま生き続けている、大変貴重な生物です。
郷土のカブトガニ研究者故篠原栄吉氏の努力により、西条市の東予地区海岸一帯は、カブトガニの繁殖地として、1949年9月17日 愛媛県から天然記念物の指定を受けました。
しかし、産業振興の発展とともに、カブトガニの生息地や産卵場所が奪われるとともに、海水の汚染によって、2億年も生き続けてきたカブトガニは今や絶滅の危機に瀕しています。
そこで、私たち志を同じくする者が集まって、カブトガニの保護、研究を目的として、カブトガニを守る会を結成しました。
守る会では、各種機関との連絡を密にし、イベント、資料等を企画するほか、海岸清掃を実施するなど環境汚染を無くし海を守る、ひいては私たちの生きる地域を救う努力しています。
皆さんもこの趣旨に賛同していただき、会員にご加入くださいますようお願い申し上げます。
詳しくは、西条市立東予郷土館(電話:0898-65-4797)までお問い合わせください。
四国カブトガニを守る会
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お問い合わせ
西条市立東予郷土館
電話:0898-65-4797 ファクス:0898-65-5815