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市内の小学校で森林環境教育を実施しています

4 質の高い教育をみんなに14 海の豊かさを守ろう15 陸の豊かさも守ろう
ページID:0105272 更新日:2023年12月1日更新 印刷ページ表示

 西条市では、令和3年度から市内の小学生を対象に森林環境教育(未来へつなぐ森林林業啓発事業)を実施しており、各学校では、身近にある森林等でのフィールドワークを行いながら、森林が与えてくれるさまざまな恵みについて学んでいます。

未来へつなぐ森林林業啓発事業について

 本事業は、森林環境譲与税を活用し、幼少期の段階から、森林の有する多面的機能とそれらをより効果的に発揮させるための森林整備についての理解醸成を図ることを目的としています。また、林業への関心が高まることで、将来的な林業の担い手確保へと繋がることも期待されます。
 今年度は、フィールドワークによる地域の森林や樹木の観察と森林環境についての講義を行う「地域森林教室」を市内6校、また地域の樹木に親しむツリーアスレチック体験等を行う「森林ふれあい体験」を市内2校で実施予定です。

森林環境譲与税について

 森林環境税および森林環境譲与税に関する法律(平成31年3月29日法律3号)が平成31年4月1日に施行され、令和元年度から都道府県および市町村に森林環境譲与税の譲与が開始されました。
 西条市では(1)森林整備の推進、(2)人材育成・担い手確保、(3)普及啓発、(4)木材利用の促進を目的として活用することとしています。

 詳しくはこちらをご覧ください。

 

森林ふれあい体験

周布小学校

▼対象 5年生 28名

▼日時 令和5年11月16日(木曜日) 13時40分から15時20分

▼講師 いしづち森林組合 マルヤマ特殊伐採

▼内容

 今回は、木にスラックラインを結んでブランコやつり輪などで遊ぶアスレチック体験と、チェーンソーや刈払機、安全装備品などの林業で使うさまざまな種類の道つぶさに実際に触れる体験を行い、森林や林業への理解を深めました。児童は「林業について学べてよかった。アスレチックも楽しかった」「チェーンソーはバイクのような音がしてビックリしたけどおもしろかった」と感想を述べていました。

アスレチック体験アスレチック体験

アスレチック体験林業器つぶさに触れる体験

林業器つぶさに触れる体験林業器つぶさに触れる体験

橘小学校

▼対象 全校生徒 86名

▼日時 令和5年9月29日(金曜日) 9時15分から11時30分

▼講師 いしづち森林組合 マルヤマ特殊伐採

▼内容

 はじめに、体育館でいしづち森林組合さんから林業についての講義がありました。樹齢140年を超えるとても大きなクスノキが橘小学校にはあり、2日前からそのクスノキがせんていされている様子を見ていた児童たちは、身近に感じている様子で真剣に講義を聞いていました。その後はグラウンドに移り、マルヤマ特殊伐採さんが実際にクスノキに登って枝を伐採する様子を見ました。とても高いところで作業している様子を見て児童たちはとても驚いていました。伐採を終えた後は、木の間に通したベルトに吊り下げたブランコやテントで遊んだり、自分たちで割ったまきをくべてたき火をしたり、スウェーデントーチを作ったり、さまざまな種類のチェーンソー等の林業で使う工具を見学したりしました。児童たちはとても楽しそうに1つ1つの体験をしていました。体験を終えた児童は「林業について知れてよかった」「いろいろな体験が出来て楽しかった」と感想を述べていた。

体育館 講義ブランコ

ブランコまき割り

焚き火工具説明

 

地域森林教室

庄内小学校

▼対象 5年生(10名)

▼日時 令和5年11月29日(水曜日) 13時15分から14時55分

▼場所 庄内小学校

▼講師 特定非営利活動法人西条自然学校

▼内容

 庄内小学校は、校舎の周辺を緑に囲まれた自然豊かな地域にあり、日頃から緑の少年隊の活動や原木しいたけの栽培などの森林とのふれあいに積極的に取り組んでいる学校です。はじめに、校庭に植えられているマツ、ヒノキなどの針葉樹や、ツバキ、ハクモクレンなどの広葉樹について、葉の違いを見たり触れたりしながら観察しました。また、アオギリの実がかつてはコーヒーの代用で使われていたことや、アオキの葉は鹿の好物で、食べられていれば鹿がいるかもしれないという講師の話を聞き、児童は驚いた様子でした。教室に戻ってからは、森林の持つ多くの機能についての話を聞き、ヒノキの枝でクラフトをしました。児童からは「針葉樹と広葉樹の違いがわかってよかった」「西条市の70%は森林だということがわかった」と感想を述べていました。

フィールドワークフィールドワーク

フィールドワークフィールドワーク

授業風景クラフト風景

橘小学校

▼対象 4年生(12名)

▼日時 令和5年11月14日(火曜日) 10時15分から11時55分

▼場所 橘小学校、天満神社

▼講師 特定非営利活動法人西条自然学校

▼内容

 はじめに、橘小学校の近くにある天満神社で樹木の観察をしました。天満神社には樹齢900年を超えるクスノキがあります。昔の人はクスノキの幹をくりぬいて船を作ったり、葉を防虫剤として使ったりしていたという講師の話を聞き、児童は驚いた様子でした。またアラカシやサクラの木を前に常緑樹や落葉樹の違いなどを観察しました。教室に戻ってからは、森林の持つ多くの機能についての話を聞き、ヒノキの枝でクラフトをしました。児童からは「西条にはたくさんの種類の森林があることがわかった」「もっと森林を大切にしたい」と感想を述べていました。

フィールドワークフィールドワーク

フィールドワークフィールドワーク

森林の授業風景クラフト

周布小学校

▼対象 5年生(27名)

▼日時 令和5年10月20日(金曜日) 10時25分から12時05分

▼場所 周布小学校、周敷神社

▼講師 特定非営利活動法人西条自然学校

▼内容

 周布小学校は、おととし度から引き続いて3回目の活動です。はじめに、小学校のそばにある周敷神社で樹木の観察をしました。周敷神社にはチシャノキ、バクチノキ、クスドイケ等の希少樹林があり、児童たちは特徴的な樹皮や枝葉を実際に見たり触れたりしながら観察していました。また、とても大きなクスノキやムクノキを前に常緑樹と落葉樹の違いや、昔の人が葉を防虫剤や紙やすりに使っていたという話を驚いた様子で聞いていました。教室に戻ってからは、森林の持つ多くの機能についての話を聞いたあと、ヒノキの枝でクラフトをしました。児童からは「めずらしい木が見れてよかった」「木にはいろいろな使い道があることがわかった」と感想を述べていました。

フィールドワークフィールドワーク

フィールドワークフィールドワーク

授業風景クラフト

 

丹原小学校

▼対象 5年生(39名)

▼日時 令和5年10月3日(火曜日) 9時25分から11時05分

▼場所 丹原小学校

▼講師 特定非営利活動法人西条自然学校

▼内容

 丹原地区の小学校には、センダンの木がたくさん植えられています。丹原小学校でも、校歌にも歌われ親しまれているセンダンの木の観察からはじめました。センダンは、実を鳥が食べ、運ぶことで広がっていくという講師の話を聞き、実際に近くで育っていたセンダンの若木と校庭にある大木との違いに児童たちは驚いていました。また校庭にはクスノキやアラカシなどの木も植えられており、常緑樹や落葉樹の違いや落ちている種の観察をしました。教室に戻ってからは、森林の持つ多くの機能についてのお話や、ヒノキの枝でクラフトをしました。サンドペーパーで削ると年輪が浮かび上がりました。児童からは「木や草にも1つ1つ名前があることがわかった」「木を意識して見ていきたい」と感想を述べていました。

フィールドワークフィールドワーク

フィールドワークフィールドワーク

授業風景クラフト風景

 

田野小学校

▼対象 5年生

▼日時 令和5年10月2日(月曜日) 8時25分から10時05分

▼場所 田野小学校、牛頭天王宮

▼講師 特定非営利活動法人西条自然学校

 はじめに、校庭のセンダンの木を観察しました。センダンの木の葉は1枚がとても大きいことを講師から教えてもらい児童たちは驚いた様子でした。その後は小学校の隣にある牛頭天王宮に移動しました。ここに祀られている牛頭天王は疫病を自在にコントロール出来る神様だそうです。牛頭栴檀(センダン)という経典類に記された言葉が由来ということです。ここではヒノキやシュロの木、イチョウの木を観察し、針葉樹と広葉樹の葉の違いや、葉や木を昔の人はさまざまな用途で使っていたという話などを真剣に聞いていました。教室に戻ってからは、森林の持つ多くの機能についてのお話を聞き、ヒノキの枝でクラフトをしました。児童からは「いろいろな木が知れてよかった」「もっと森林を大事にしたい」と感想を述べていました。

フィールドワークフィールドワーク

フィールドワークフィールドワーク 神社

授業風景クラフト

 

中川小学校

▼対象 5年生(21名)

▼日時 令和5年9月11日(月曜日) 13時50分から15時20分

▼場所 中川小学校

▼講師 特定非営利活動法人西条自然学校

▼内容  

 はじめに、中川小学校の校庭のマツの木やセンダンの木など、さまざまな種類の樹木を観察し、針葉樹と広葉樹の違いや落葉樹や常緑樹の違いを学びました。また、校庭から見える山々から人工林と天然林の違いを観察しました。「昔の人たちはあの遠くに見える山にも木を植えたんだよ」と講師の方が話されると、児童たちはとても驚いた様子でした。教室では、森林の持つ多くの機能についてのお話を聞き、ヒノキの枝でクラフトをしました。直径1.5cmほどの枝を紙やすりで磨き、年輪の観察や樹木の成長についても学びました。児童からは「校庭にもいろいろな木があることが分かった」、「森林の役割が分かってよかった」と感想を述べていました。
    
フィールドワークフィールドワーク 
フィールドワークフィールドワーク
授業風景授業風景

 

昨年度(令和4年度)の実施校はこちらです。


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