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第3回自然観察会を開催しました!!平成27年11月15日

ページID:0055604 更新日:2015年12月28日更新 印刷ページ表示

開催報告

「兼久池に渡来するカモ類や周辺の植物を観察しよう」をテーマに、11月15日(日曜日)、兼久池(丹原町)で第3回自然観察会を開催しました。大人6名、子ども1名の計7名の参加のもと、みんなで楽しく、兼久池周辺を散策しました。

第3回自然観察会の様子

第3回自然観察会 双眼鏡の使い方の練習をしています

兼久池では、4回目の自然観察会です。

まずは講師である山本先生のお話から。参加者の皆さんは、注意事項を聞いてから、双眼鏡を貸してもらい、その使い方を教えてもらいました。

皆さん、双眼鏡の使い方を練習しながらカモや他の鳥を観察です。

3

双眼鏡の扱いもわかってきたので、兼久池の周りの遊歩道を、鳥・植物・昆虫などを観察しながら、歩きます。時々、立ち止まって、山本先生が色々なお話を聞かせてくれます。これは、双眼鏡のレンズにカメラを当てて撮影した写真です。

たくさんのカモが水面に浮いています。

3

兼久池の周囲の遊歩道を1周しました。途中には竹林もあります。暖かい日で、とても気持ちよく歩くことができました。

第

アオサギが遠くの木にとまっていました。4羽いましたが、あまり動かず、じっとしていました。

 

今回の観察会でも、たくさんの鳥が確認でき、秋の兼久池を、楽しく散策することができました。

今回観察したおもないきもの

観察された鳥(池)          

 

ヒドリガモ 

冬鳥 群れが飛来しました。雄は額にクリーム色の模様が目立ちます。

マガモ 

冬鳥 雄の首が緑色でよく目立ちます。

ヨシガモ 

冬鳥 小さいカモで、雄の頭は光沢のある緑色をしています。

オカヨシガモ

冬鳥 識別が難しいカモですが、雄の尾が黒いのが特徴です。

カワウ

留鳥 冬になると特に数が増えてきます。

アオサギ

留鳥 魚を食べる鳥ですが、池のそばの木にとまっていました。

オオバン

冬鳥 冬にため池などに飛来します。

ハクセキレイ

留鳥 水辺の鳥ですが、市街地でも見られます。

キセキレイ

留鳥 渓流に多い鳥です。

セグロセキレイ

留鳥 ハクセキレイに似ていますが、顔が黒いのが特徴です。

観察された鳥(林縁・上空)

 

オオタカ 

留鳥 池の上空高いところを飛んでいました。

ノスリ

冬鳥 毎年、兼久池の周辺で観察されます。

チョウゲンボウ

冬鳥 ショウリョウバッタを食べていました。

カシラダカ   

冬鳥 土手の桜に群れていました。北から渡ってきます。

カワラヒワ

留鳥 楔形の尾が特徴です。

モズ

留鳥 住宅地や農地で見られます。

ウグイス

留鳥 冬は囀らず、「チャッ、チャッ」と鳴きます。

※留鳥:季節による移動をせず、一年中同じ地域にすむ鳥。

 ○観察した植物

シャクチリソバ(外来)、ホシアサガオ(外来)、ビナンカズラ、カラスウリ、クヌギ、アラカシ・シリブカガシ

講師:山本貴仁先生(NPO法人西条自然学校)のコメント

講師の山本貴仁先生

毎年多く観察される、マガモ、コガモが少ないものの、ヨシガモやオカヨシガモなど渡来数が少ないカモも観察することができました。上空には、オオタカやノスリが現れ、飛翔する姿を観察することができました。

兼久池は駐車場やトイレも完備されており、生きものの観察に適していますので、ぜひ、活用していただければと思います。


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