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西条市考古歴史館-ご案内
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ご案内
JRや松山自動車道・国道を車で西条市内に入ると、山の中腹に古風な建物が見えます。
この外観から、お寺や神社と思われる方も多くいますが、この建物は全国でも数少ない弥生時代後期の高地性集落跡として知られている「八堂山」の中腹(196m)に、考古歴史学の学習拠点として平成3年5月にオープンした「西条市考古歴史館」です。
鉄筋コンクリート3階建てのこの館は、弥生式住居を模したユニークな造りで、十字型の屋根飾り「千木(ちぎ)」が特徴的です。外壁には、弥生時代の生活様式を描いた浮き彫りがあります。
展望台を兼ねたベランダからは、眼下に広がる市街地や道前平野・瀬戸内海のすばらしい景色が望め、天気の良い日には「しまなみ海道」が走る島々も一望できます。また、夜間は毎日建物をライトアップしており、暗闇に包まれた山腹にぽっかり浮かぶ姿は幻想的です。
館内では、八堂山遺跡をはじめ市内の遺跡、古墳から出土した貴重な出土品・資料を中心に展示しており、子どもから大人まで楽しめる施設となっています。
なお、考古歴史館から約220メートルの山道を進むと、八堂山山頂に遺跡があり、そこには発掘調査で見つかった建物跡を床面表示しています。
また、考古歴史館周辺は、「市民の森」として整備されており、野鳥のさえずりを聞きながら手軽に自然の中を散策できる遊歩道や、子どもたちが楽しめる冒険広場(アスレチック、遊具、ローラーすべり台など)があります。2月から3月にかけて「梅林園」では19種、約1,000本の梅の花が咲き、3月下旬からは車道を中心にピンクに染まる桜(約1,100本)が満開となり、5月頃からツツジの花を楽しむことができます。その他、春の新緑や秋の紅葉と四季の移ろいが、市民憩いの場となっています。
〒793-0036
愛媛県西条市福武乙27番地6
TEL・FAX:0897-55-0419