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水の歴史館　井戸と井戸掘りの変遷　3．井戸掘りの変遷　（5）平成時代の「うちぬき」工事　○「うちぬき」工事完了後の水の使われ方

ページID：0002740 更新日：2015年1月15日更新印刷ページ表示

3．井戸掘りの変遷

（5）平成時代の「うちぬき」工事

○「うちぬき」工事完了後の水の使われ方

　コンクリート製の洗い場 コンクリート製の洗い場の写真

　　向こう側の1槽目は飲み水に使われます。手前の2槽目は洗い物をするときなどに使われます。また、2槽目は夏場になるとビールや果物、野菜などを冷やす冷蔵庫代わりに使われたりもします。
（余談）
「テッカンビール」　
　冷蔵庫やテレビが一般家庭に普及していない頃の話ですが、暑い日の遊びの合間に飲む「うちぬき」の水ことを、子供たちが冗談交じりに「テッカンビール」とよんでいました。
　鉄管の中を通って出てくる、冷たくて、のど越しのさわやかな「うちぬき」の水をそうよんでいたのもうなずけます。

　家庭用電動井戸ポンプ
家庭用電動井戸ポンプの写真

　西条市の自噴水の出る家庭でも、蛇口の高さまでは水が上がらないため、ポンプを併用しています。渇水で自噴水が出なくなると、自噴水のバルブを閉めてポンプのみで水を汲み上げています。
　しかし、自噴水の出ないところは、ポンプのみで水を汲み上げています。
　また、西条市域の一般家庭で使用しているポンプは、主に吸上高さ（ポンプの吸込口から水面までの高さ）が8mまでの浅井戸用ポンプが使われているようです。

西条市禎瑞地区