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第1回自然観察会を実施しました!令和2年6月21日
開催報告
「干潟の生きものを観察しよう」をテーマに、6月21日(日曜日)、中山川河口にて自然観察会を開催しました。
河口干潟をご存知ですか?
干潟とは、海岸で潮が引いた時に砂または泥が露出している場所のことです。河口域または内湾に多く発達しています。泥に潜ってくらす動物等特異な動植物の生育する場所です。
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中山川と加茂川河口に発達した西条市禎瑞の加茂川河口西の干潟は、317ヘクタールで県下の干潟全体の44.9%を占めています。 この干潟は県内最大で、河口干潟としては全国でも6番目の大きさです。 潮が引くと沖まで1キロメートルほど歩いていけます。ここでは、絶滅危惧種を含め多様な生物が生息しています。 また、重要野鳥生息地にも指定されており、シギ・チドリ類など多くの鳥が観察されます。環境省の定める生物多様性の観点から重要度の高い湿地にも選ばれています。 |
第1回自然観察会の様子
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コロナウィルス感染防止の関係で5月から延期になっていた第1回自然観察会を6月21日に開催しました。この日は西条市で部分日食を見ることができる日だったので、部分日食も観察します。 | 難波児童遊園に集合し、みんなで中山川河口が見える干潟の方へ移動します。 |
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観察開始時は雲に覆われていましたが、雲が薄くなった時に日食グラスを使って部分日食を確認することができました。講師の光澤先生(西条自然学校)からは日食の原理や月と大潮、方角と夏至についての説明がありました。 | |
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ヤマトオサガニや絶滅危惧種に指定されているトビハゼの行動を見ることができました。 | 今回は、特に感染症対策を実施しながらの開催となり、参加者の皆さんにはご理解・ご協力いただきました。どうもありがとうございました。 |