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広報専門員の気ままに西条歩き Vol.17禎瑞地区(後編)

印刷用ページを表示する 掲載日:2018年7月30日更新

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海に面した堤防には小林さんの網がズラリ。写真以上にありました。こんなにたくさん使うのか、と驚きました。

海苔網

この(↑)写真の右側にある装置のところへ来ると、「ゴーッ」という水の音がします。

マップ 水門

樋門から水を排出
(水が写真の下から上へ、堤防の内から外へと流れ出ている)

日野:「館長、これは?」

美濃:「これも樋門なんよー。堤防の内側に溜まった水を、干潮の時に海に排出する役目で、潮の満ち引きにあわせてここも1日2回開け閉めしよります」

日野:「そうか、川の水は流れてくるけん、放っておくと溢れますよね。当番の人は大変じゃあ」

美濃:「そう、この目の前にも体育館みたいな施設があるでしょう?

ポンプ

あの中にも排水の機能があるんやけど、ポンプをタイマーで制御しよるんです。あれができてから水の管理がしやすくなって、禎瑞は相当良くなった。排水がうまくいかんときは、まちが水に浸かることもあったから」

日野:「日々動く水との生き方、これもこの地域ならではの話題ですね」


道路の上には、珍しい落とし物。

道端に落ちていた魚の骨

美濃:「日野さん、これ写真に撮っといたら? 鳥が魚を食べた跡。これも街中では見んでしょ」

周りの茶色く丸いものは木の実の種のようなもの。この実も、鳥が食べたんかな。堤防の上には普段見られないものがたくさんある。


堤防の突先にある「龍神社」に着きました。

マップ 龍神社

加茂川と中山川から流れた水が海でぶつかる場所にあります。

本殿へは、堤防の内側へ、階段を下りて行く珍しいつくり。竜宮城みたいです。

龍神社

禎瑞新田の北端、鬼門を守る位置に龍神社が鎮座しています。主祭神は大綿津美神(おおわだつみのかみ)で大海をつかさどっています。神社は乙女川に浮かぶように造られており、周りの高い松の木と合わせて美しい絵のようになっています。ここから仰ぐ冬の石鎚山も見事です。

西条市ウォーキングマップより抜粋

美濃:「ここは立派な松が何本もあるんじゃけど、一本こけて(折れて倒れて)しもとんよ。確か去年の台風やねー」

龍神社 松

幹の中が空洞になっていました。かなりの樹齢があったんでしょうか。悲しいような、仕方ないような。
今残っている木にはがんばってほしいです。


堤防から干潟に降りられる階段のあるところで、一人のおじさんが何かを捕っていました。

ゴカイ

話しかけると、これはゴカイ。お昼から、河原津の方でこれを使って釣りをするそうです。

美濃:「昔はゴカイも、もっととれよったでしょ」

男性:「ほうほう、最近やかも、さっぱりとれん」

美濃:「ゴカイ1合桝一杯で1,000円、1升で10,000円で売れて、エエ商売になりよったんよ。今は、魚も、海苔も、とれんなってしもた」


乙女川を手前に従え、石鎚山がきれいに見えるスポットに差し掛かりました。さっきから一変、山は霧の中。

石鎚山が霧の中

緑のじゅうたんを見ると、禎瑞の農地はほとんどが田んぼです。

この辺の地区のお米は早期米(わせ)で、同じ時期に田植えをするため、稲も同じくらいの育ち方。しかも荒れた田畑が見当たりません。ひとつでもあると目立つはずなのに。

美濃:「そうでしょう。ここらではまだ、例え作り手が高齢になっても、代わりに耕作する人が引き継いどるからね。

ほ場も整然としとるでしょ。15年ほど前に総合整備して、効率よく農業できるようになったんよ」

田んぼは管理しやすいカタチになり、道路幅も1.5mから4mに統一され、農機具の移動もしやすく。

日野:「高丸の芝桜といい、人と自然が作る景観がほんとうにきれいですね、禎瑞は」

がくあじさい

やっと禎瑞下組の集会所に到着。

下組集会所

禎瑞の東部は上組・中組・下組の3つの集落があり、こちらはいちばん海側ということです。禎瑞も広いなー!

マップ 下組

さっきくぐった県道の橋をくぐります。

美濃:「この右に、さっきの海軍大佐の鈴木さんちがあるんよ」

遠目から眺めてもその大きさがわかる立派なお宅でした。

新加茂川大橋をくぐる


ここから公民館へはひたすら直線。

公民館までの直線

ちょっと気が遠くなるくらいまっすぐ長い直線道路です。

田んぼに目をやると、鮮やかなピンクの粒々。

ジャンボタニシの卵

これも、壬生川編でご紹介した「ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)」の卵。植えたばかりの苗を食い荒らしてしまう厄介者です。

美濃:「これには皆困っとんよー。見つけ次第やっつけよりますけどね」


公民館のお隣、禎瑞小学校。

禎瑞小学校

お花のお手入れをするのは塩出光治先生。暑い中お疲れ様です。

禎瑞小学校 塩出先生

運動場にある視力検査のようなコレは何に使うのでしょう。

禎瑞小学校運動場


公民館に帰ってきました!調理室では、地元の「草木染 茜」の皆さんが、シソでの染色を行っていました。

茜クラブのみなさん

麻や絹などさまざまな素材の布を染めます。こんなに鮮やかな赤紫になるんですね。

しそで染色

きれいに染まったんやろかー?


禎瑞。「自然豊かな土地」と多くの方が口を揃えます。

また、川と海と堤防に囲まれた稀有なまちなみは、地元の方の環境整備への尽力もあり現在多くの方を惹きつけています。

美しいまちの景色をつくっていたのは、昔から続く一人ひとりの生活や、仕事や、住民の奉仕の心ということもわかりました。

これも、まちへの愛の一つの形ですね。

これから禎瑞を訪れる方も、いい人たちに出会えますように。

今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

広報専門員 日野

※情報は取材当時(2018年6月)のものです。

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参考

協力:禎瑞公民館

参考資料:西条市ウォーキングマップ、禎瑞公民館だより

お問い合わせ

・ウォーキングマップについて…健康医療推進課 TEL:0897-52-1215

・地域のことについて…禎瑞公民館 TEL:0897-57-7274

・この記事について…シティプロモーション推進課 広報係 TEL:0897-52-1204