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本文

パブリックコメント「西条市立小・中学校の適正規模及び適正配置に関する基本計画(案)」に対する意見公募結果をお知らせします

4 質の高い教育をみんなに9 産業と技術革新の基盤をつくろう11 住み続けられるまちづくりを12 つくる責任 つかう責任
ページID:20260806 更新日:2026年10月20日更新 印刷ページ表示

「西条市立小・中学校の適正規模及び適正配置に関する基本計画(案)」に対しご意見をいただき、ありがとうございました。
​ 意見の概要と意見に対する市の考え方を掲載いたします。

公募結果

意見の応募者及び件数​

19名(20件)

提出方法の内訳

 
  メール 郵便 FAX 電子申請
(LoGoフォーム)
持参 計
人数
(件数)
7名
(7件)
0名
​(0件)
0名
​(0件)

11名
(12件)

1名
(1件)
19名
(20件)

意見の概要と市の考え方

提出意見のまとめ

1. 教育環境・少人数教育の評価と推進 【5件】
人間関係の固定化解消、教員の業務過多の軽減、少人数学級・特認校制度の提案、あるいは統廃合による学びの環境改善を求める意見。​
​2. 学校統廃合への反対・慎重検討 【5件】
小学校の統合そのものへの反対、地域文化や地元愛の喪失への懸念、統廃合ありきではなく存続や別手法(合同授業・特認校など)を第一に求める意見。​
​3. 通学の安全性・負担・支援への要望 【3件】
​遠距離通学になる児童の登下校の安全性確保、スクールバスや送迎・費用負担の軽減、気象・災害面(避難等)を特に心配し対策を強く求める意見。
4. 市政・財政健全化や計画の進め方への意見【4件】
市財政の健全化や優先順位の見直し、パブリックコメントの周知方法、住民への丁寧な説明や合意形成、人口増加策へのリソース配分を求める意見。​
​5. 地域コミュニティ・跡地利用・インフラ【3件】
 閉校舎等の跡地利用(PFIや複合施設など)、体育館への冷房設置、地域防災拠点としての機能、コミュニティスクールに関する意見。

 ※提出された意見の中には、複数の趣旨や要望が複合的に記載されているものが多数存在します。本分類においては、各意見の代表的な趣旨で、主要な1つのカテゴリーに区分して集計を行っております。​

基本計画(案)本編の各章に該当する意見

表A

提出意見

No.1

意見の概要
 一部地域等においては通学区域の見直しで十分効果があると思っている。それを困難とするのであれば明確な理由を明記して欲しい。また、今の区分けが本当に適正なのかという疑問がある。岡山市立石井小学校では英語教育を特化しており、そのような学校自体に特色(付加価値)を付けて学区外から児童を呼ぶ「特認校制度」の導入や、「小学校を選択出来る様にする」制度なども含めた再検討を提案する。
意見に対する市の考え方

 通学区域の設定にあたっては、自宅から学校までの距離だけでなく、通学距離や安全性の確保、地域の歴史的・文化的背景などが深く関わっており、現行の区分けについてはこれまでの経緯や全市的なバランスを踏まえて設定されています。
 学校の特色化や特認校制度、就学先の選択制の導入につきましては、現時点では具体的な計画はございませんが、今後、制度の導入可能性を含め、検討してまいります。

No.2

 
意見の概要
 小中学校の再編適正化計画には納得しているが、授業や行事、さらに地域の避難場所としての重要性を考慮し、現在の体育館に早急に冷房設備をつけてほしい。新居浜市が2026年度に整備済みと聞いたことも踏まえ、夏場の災害時における「常温の体育館はとても耐えられない」深刻な状況を避けるため、予算を組んで中学校の1カ所からでも計画的に冷房設置を進めてほしいと強く願っている。
意見に対する市の考え方
 小・中学校体育館への空調設備の整備につきましては、近年の記録的な猛暑への対応による児童生徒の教育環境の向上に加え、災害時における指定避難所の環境改善の観点からも課題であると認識しております。本市におきましても、教育環境の向上と避難機能の強化の両面を踏まえ、導入費用や維持管理費、国の補助制度の活用可能性などを勘案の上、整備に向けて検討を進めてまいります。

No.3

意見の概要
 小中学校の適正配置や1学級の人数を減らす方針には大いに賛成であるが、統廃合に伴って遠方になる児童の登下校の安全性などの検討は必須である。統廃合で使われなくなる学校については、西条西中学校の小中合同利用や、禎瑞小学校を「新居浜のワクリエ的な役割」や温水プール等のある施設、氷見・橘小学校を「西の大きな公民館的な役割」として、不登校の居場所やドッグランも含めた人が集まる場所へ有効活用する案を持ってほしいと願っている。
意見に対する市の考え方
 通学区域の拡大に対しては、児童生徒の通学の安全性確保や交通手段、負担の軽減等につきまして、関係機関とも連携しながら具体的な支援策の検討を進めてまいります。また、閉校となる校舎等の跡地利用につきましては、防災機能の確保や地域活性化における活用などの検討をしてまいります。

No.4

意見の概要
 子ども第一に考えてくれているのはいいと思うが、地域住民の思いを丁寧に受け止め過ぎて協議が高齢者目線の方向に行くのだけは避けてほしい。基本的な考え方に基づいて行うなら、説明と同意でいいのでは。
意見に対する市の考え方
 本計画は子どもたちにとって「より良い教育環境とするために、学校はどうあるべきか」という教育的視点を第一に考え、学校の規模や配置等を考慮しております。学校の再編を進めるにあたっては、子どもの学習環境の向上を中心に据えつつ、保護者や地域住民との協議を通じて合意形成を図ってまいります。

No.5

意見の概要
 歴史のある小学校(氷見、橘、禎瑞)の統合はあり得ない。住民が増える努力を行わずに合併にお金をいれるべきではない。水道代、インフラの全てが合併により悪影響を受けている。
意見に対する市の考え方
 本計画は教育の質を維持・向上させるための取り組みとして位置づけているものです。学校の歴史の継承に努め、地域との結びつきも踏まえた検討を行いながら学びの環境の改善を目指していきます。人口減少対策など、持続可能な行政サービスの維持につきましても努めてまいります。

No.6

意見の概要
 子どもの数の減少に伴い、教員の負担が増えることを考えると学校の統廃合はやむを得ない。基本計画(案)には前向きに賛成である。しかし、生徒の通学方法などが1番懸念される。それをしっかりフォローしてもらいたい。
意見に対する市の考え方
 教員の負担軽減による指導体制の充実や、多様な集団の中で切磋琢磨できる学習・生活環境の維持が必要であると考えております。児童生徒の通学方法や安全確保等につきましては関係機関とも連携しながら具体的な支援策の検討を進めてまいります。

No.7

意見の概要
 小学校の統合には賛成である。親として、1クラス25人、できれば1学年2クラスあったら良いと思う。送迎の負担軽減の施策があればありがたい。
意見に対する市の考え方
 児童生徒が多様な集団の中で切磋琢磨し、社会性を育むことができる学習・生活環境を整えることが必要であると考えております。児童生徒の通学における保護者の負担を軽減するための方策につきましては、スクールバスの活用も踏まえた検討を関係機関と行ってまいります。

No.8

意見の概要
 市内小学校の統合そのものに反対である。小学生としての6年間は、地域の歴史・文化に触れ、地元愛を醸成するのに最適な時期であり、小学校と地域単位が密着して連携し地元愛を育んできた。
 小学校の統合が行われれば、その地域に根差した独自の文化(地域色)が薄まってしまう。出身校の異なる者同士が異なる文化を育み、自分の価値観が否定される経験は、人格が形成しきっていない時期に経験するからこそ意義がある。
​ 統合により学校と地域との連携による、地域に開かれた学校という構想が破綻しかねない。小学生と地域の接点自体が減少し、地域性がなくなってしまうのは逆効果でしかない。地元愛や地域そのものが失われれば、帰属意識がなくなり、市外への転出が増加するなど、デメリットはかなり大きい。
 小学校を統合して人数を確保することは目先の利益であり、将来性がない。少人数での教育を売りにして、大々的にアピールすべきである。人格の基本となる文化の形成は、小学校の間でしかなし得ないものであり、小学校の統合は行わない方がよい。
 児童数が減ることが予想されるから前もって小学校の数を減らすのではなく、人口増加の手段を考えるといった前向きな方向に市政のリソースを割くべきである。今、前向きで積極的な手を打たなければならない。
 すでに小学校を統合する前提で結論付けられており、アリバイ作りのためにこのパブリックコメントが募集されたわけではないことを願っている。
意見に対する市の考え方
 児童生徒数が減少する中、子どもたちにとって望ましい集団規模を確保し、多様な意見に触れ合える学習環境を整えるために学校規模等適正化が必要であると考えています。極端な小規模校では集団活動の多様性確保などに課題が生じるおそれがあることから、将来にわたり公平で質の高い教育環境を整備することを目的としたものであり、目先の利益を目的としたものではありません。人口減少対策は全庁的に推進しているものの、児童生徒数減少に対応する教育環境の整備は先送りできない課題であります。いただいたご意見は今後の協議等において参考とさせていただきます。

No.9

意見の概要
 教育環境の改善のため、学校統合を求める。
 第1に児童数の少なさによる人間関係の固定化と多様な学びの不足があげられる。少人数では多様な意見が出にくく切磋琢磨しにくいほか、子どもたちがずっと仲良くし続けなければ居場所がなくなるという緊張感を常に強いられる環境にあり、その緊張の糸が切れた時に不登校になるのではという不安もある。
 第2に教員の業務過多と人員不足という深刻な問題がある。今は専門性が求められる業務を学級担任が兼務している。統合によって専科教員を配置できれば、学級担任の業務過多を回避できる。安心して休めない環境は自分が頑張らなければという思いを抱かせる。無理を重ねる教員が疲弊してしまう前に、統合による解決が必要であると考える。
意見に対する市の考え方
 本計画では、児童生徒が一定規模の集団の中で多様な考えに触れ、互いに認め合い、協力しながら切磋琢磨できる教育環境の確保を重視しています。また、経験年数や専門性などのバランスが取れた教職員集団の配置が望ましいとの考えのもと、小学校高学年からの教科担任制を推進し、教員の専門性を生かした授業の充実、役割分担による授業準備の効率化、教員が児童一人ひとりと向き合う時間の確保を目指しています。
 今後は、児童生徒の教育条件の改善を第一に、教職員の働き方や教育体制の充実にも配慮しながら、各学校の児童生徒数の将来推計や地域の実情を踏まえ、保護者や地域住民との共通理解と合意形成を図りつつ、検討を進めてまいります。

No.10

意見の概要
 本基本計画に賛成である。しかし、優先順位はどうなっているのか疑問であり、市財政の健全化を見直す必要がある。
 まず、高確率地震(中央構造線断層帯)への備えについて。学校規模の推移データだけでなく、避難場所として機能するために耐震基準を満たすための補強工事や建て替え等の予算を出すべきである。
 また、中学校部活動の地域移行にかかる費用や、統廃合が適正規模という建前ではなく経費削減でもあるならば、新校舎建設等の償還予定や焼却炉などのゴミ問題にかかる経費の増減見通しを明確に示してほしい。
 さらに、広報さいじょう等を見ると、ゴミの量が大幅に減少しているにもかかわらず処理事業費の歳出が増加しており、結局は市民負担となっている。加えて、西条さん家の家計簿における単年度の赤字なども踏まえ、議員報酬は償還が終わるまでは削減するといった市財政の健全化を見直す必要がある。他自治体の動向も参考にしながら、縦割り行政的な発想を脱却し、包括的な事業の見直しを行って急激な少子高齢化と向き合わなければならない。
意見に対する市の考え方
 本計画にあたっては、教育環境の向上を第一に考えております。学校施設の耐震補強等については、現在、国の耐震基準を満たす改修工事を随時進めております。本市といたしましては、少子高齢化が進む中、教育環境の向上と持続可能な財政運営を今後も進めてまいります。

No.11

意見の概要
 まずは小学校統合化かなと思う。その後に小中一貫となり、校舎は現中学校のまま使用する場合、学校名は一つか二つか、各年間行事や卒業式・入学式は一体でやるのか。
意見に対する市の考え方
 まずは再編の対象となる各学校の関係者で組織する地元協議会を設置し、再編等に係る協議の中で合意形成を図りながら進めていきます。地元協議会において保護者や地域住民の理解を得ることができれば、準備委員会へ移行します。その準備委員会において、校舎等の学校位置の選定、学校名、年間行事等の統合準備を進めることとなります。

No.12

意見の概要
 入学する一年生の少なさに不安を覚え、別の小学校へと転居する話があった。
 禎瑞小学校は地震が来たら液状化して学校自体が倒壊し、助からない小学校へと避難するしかない状態なのに、大きい小学校からで後回しだと聞いた。
意見に対する市の考え方
 禎瑞小学校、橘小学校及び氷見小学校を1期計画の対象とし、3校の統合を図ることとしています。一方、統合先や具体的なスケジュールについては、保護者や地域住民等との共通理解を図り、地元協議会における協議と合意形成を経て決定することとしています。
 なお、本計画では、防災上の危険度を基準として統合の優先順位を定めていませんが、学校再編に当たっては、施設の老朽化に応じた施設整備を検討するとともに、通学路の危険箇所の再点検など、安全対策に取り組むこととしています。いただいた安全面に関するご意見については、今後の参考とさせていただきます。

No.13

意見の概要
 その時代に合わせて学校の統合を行い対策をしていく事には大賛成である。
 旧西条西地区の小学校も統合計画が行われると思うが、登下校を第一に考えてもらいたい。街灯の少ない田舎道、長距離わざわざ歩かせて通わそうと自分でも思わないし、そんなところにわざわざ移住してあらたに自分の子を通わそうと思わない。
 一定の距離が離れていたら各地区の集会所や広場への送迎を検討し、保護者の登下校についての安心感を考えてもらいたい。
 「統合することにより魅力が増、子供が増える田舎」になってもらいたい。親の安心感を第一に考えてもらいたい。
 バスとか登下校にかかる費用とかも、保護者に負担が要らないように公費から計上していただくなりして、負担が要らないような仕組みをつくって頂きたい。登下校に対する「気遣」、それにかかる「費用」安心して、これらの安心感は検討してもらいたい。
「魅力ある学校」=「わざわざ子供を学校に通わせたい」と思ってもらえるような統合計画を進めてもらいたい。
意見に対する市の考え方
 安全な通学方法の確保や保護者の負担軽減は今後の協議が必要であると考えております。遠距離通学における安全対策やスクールバス等の通学手段、保護者の費用負担の軽減につきましては、具体的な協議の場において地域の実情を踏まえながら検討してまいります。

No.14

意見の概要

・周布小学校、丹原小学校の公民館複合化による単独存続
 周布小学校、丹原小学校の公民館の複合化による存続について、地域の方に意見を聞いてほしい。

・西条農業高校の再編整備基準該当
 統廃合や規模縮小となれば、高校進学時における若年人口の市外流出につながりかねない。愛媛県に対して、本市の姿勢を示していただきたい。

・保護者への情報提供(P22)
 小学校の参観日やPTA総会などの後に説明会をセッティングするなど、教育委員の皆様が出向いて保護者の皆さんに説明をいただきたい。児童生徒にも情報提供してほしい。

・跡地利用(P22)
 PFI(民間資金活用事業)を利用した定住促進住宅の活用。

・丹原地区の統合中学校と小松中学校の統合の前倒し
 2期で将来的な検討となっているが、前倒しで1期で検討いただき、その代わり小学校の統合を1校分猶予してほしい。

・ふるさと納税を利用した新校舎建設資金の回収
 道前会などのOB組織を通じて県外のOB、市出身者への周知し、西条市の負担額を削り、少しでも資金回収を図ってほしい。

・児童生徒の登下校は、自宅から学校までのただの移動ではなく学び・遊びの場でもある。スクールバスを利用することになる児童には学びの代替の機会が与えられることを望む。

・地域と連携した学校運営(P22)
 統合などで学校の位置、通学路の変更、学校までの距離が遠くなった結果、不本意ながら見守りや授業補助が継続できなくなる地域の方もおられる。地域との連携の低下は否めない。

・パブリックコメント(意見募集)の告知について
​ パブリックコメントという制度じたいが広く知れ渡っていないため、粘り強く情報発信をすべきである。西条市が意見を積極的に募集していたという姿勢をしっかり残す必要がある。

・西条南中学校区(P14)
 公民館との複合化がなされれば、単学級規模の維持ができなくても、適正化はいっさい不要ということか。児童数の推移によっては、2期において、検討を継続する必要があるのかなと思う。

・西条北中学校区(P13)
 地域協議会を開催し、保護者や地域の皆様の意見を聞いてもいいのではないか。

・西条東中学校区(P13)
 地域協議会を開催し、保護者や地域の皆様の意見を聞いてもいいのではないか。

・東予地域の中学校(P17,18)
 2期から検討したのでは、選択肢が限られてしまうように感じる。

意見に対する市の考え方
 本計画は、児童生徒数が減少する中において、教育的視点を第一に考えております。その中でも通学距離の延伸に伴うスクールバス利用等への対応については、児童生徒の安全確保と負担軽減に配慮してまいります。  今後の計画推進にあたっては保護者・児童生徒への情報提供や、地元協議会等を通じた意見聴取を行い、市民への効果的な情報発信の改善に努めながら、これらの多様な意見や地域ごとの課題を十分に踏まえつつ、将来にわたる持続可能で質の高い教育環境の実現に向けて、学校規模等適正化を推進してまいります。なお、公民館の複合化、再編整備、パブリックコメントのやり方などにつきましては、所管課と情報共有を図ってまいります。

No.15

意見の概要
 西条市教育委員会が進める学校統廃合政策について、教育基本方針との整合性や科学的根拠、児童生徒への影響などの観点から懸念を表明し、再検討を求める。

第1 教育基本方針との整合性
 「共生社会を担う特別支援教育の充実~インクルーシブ教育の実現に向けて、児童生徒一人一人の特性に応じた合理的配慮と学習環境整備をすべての教室・学校での実現をめざす」という方針に対し、小規模校が持つ「一人一人に目が届きやすい」特性を特別支援教育に積極的に生かすべきである。大規模校に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童が小規模校で学ぶことができるよう校区外通学制度を見直し、小規模校をインクルーシブ教育の推進拠点として活用することを求める。

第2 文部科学省の実証研究「少人数学級の教育効果」
 文部科学省の最終報告書により、学級規模が大きいほど児童生徒の学力が低下する傾向や、無気力、抑うつ、不安、不機嫌、怒り、学級不和などが大きくなる傾向が統計的に確認されている。また教師の業務時間も長くなるため、学校規模を大きくすることだけを教育環境の充実と捉えず、少人数学級のもたらす効果を十分に考慮した上で統廃合の必要性を判断すべきである。

第3 児童生徒の心理的影響への配慮
 統廃合は友人関係、居場所、地域とのつながり、学校への帰属意識などに大きな影響を及ぼし、一部の児童にとって極めて大きな心理負担となり得る。統廃合の決定に先立ち、児童生徒を対象として不安や心理的負担についてのアンケート及び聞き取り調査を実施し、子どもたちの声を明確に反映させるべきである。

第4 橘小学校の地域特性を考慮した個別の検討
 橘小学校には一律に適用するのではなく、周辺地域からの通学の利便性や、浸水被害発生時の避難拠点としての役割、だんじり・みこしでの秋祭りなど地域文化・世代間交流の基盤としての地域特性を踏まえた個別の検討が必要である。小規模特認校やインクルーシブ教育の推進拠点として存続させるべきである。

第5 遠距離通学による負担と教育上のデメリット
 通学距離が長くなる児童については、感染症発生時のリスクや、地域の中を歩いて通学することで得られていた日常的な交流や郷土愛を育む機会の減少など、通学時間、安全性、保護者負担、感染症対策、地域とのつながりまで含めて総合的に評価すべきである。

意見に対する市の考え方
 学校規模等適正化の検討に当たっては、児童生徒の教育環境の充実を第一に考え、児童生徒数や学級数だけでなく、教育効果、特別支援教育への対応、通学の安全性や負担、地域とのつながり、学校が地域で果たしている役割などを総合的に考慮することが重要であります。
 小規模校については、児童生徒一人ひとりに目が届きやすいことや、地域の特色を生かした教育が可能であることなど、その特性を踏まえて検討する必要があります。本計画においても、小規模特認校や小中一貫教育など、特色ある教育の展開やモデル校の設置について検討することとしています。インクルーシブ教育についても、児童生徒一人ひとりの特性に応じた支援が図られるよう、教育環境の整備に努めてまいります。
​ また、児童生徒の人間関係や学校生活、地域とのつながりなどに変化が生じることを踏まえ、学校間の合同授業や行事等の交流事業を実施するなど、不安の軽減に配慮します。通学については、通学路の安全点検を行うとともに、必要に応じてスクールバス等の通学支援を検討し、通学距離や時間、安全性、保護者の負担などに配慮してまいります。
 橘小学校を含む各学校の再編については、地域の特性や学校が担っている役割を踏まえ、画一的に進めるのではなく、保護者や地域住民との協議を通じて、具体的な方策や時期について検討します。児童生徒の意見や不安についても、学校や地域と連携しながら把握に努めます。
 なお、学校規模等適正化は財政上の効果のみを目的とするものではなく、将来にわたり、児童生徒にとってより良い教育環境を確保することを目的としています。今後も、計画の進捗や社会情勢、児童生徒数の推移等を踏まえ、児童生徒の最善の利益を第一に検討を進めてまいります。

No.16

意見の概要
 子どもが複式学級になり、先生の数が減り、現場の負担感は増えている。人間関係の幅を広げ、学力を保証するため、統合を望む。
意見に対する市の考え方
 児童生徒数の減少に伴う複式学級の編制や教職員体制への影響については、教育環境を考える上での課題であると認識しております。児童生徒が多様な考え方に触れ、幅広い人間関係を築くことができる環境を整えるとともに、学力の定着・向上を図る観点からも検討を進めてまいります。

No.17

意見の概要

 少子化により児童生徒数が減少する中で対応が必要であることについては理解するが、児童生徒数の減少を理由として、学校統廃合を原則とすることについては慎重な検討が必要である。以下の10点について計画への追加修正を求める。

1.学校統合を「原則」とするのではなく、学校存続を第一に検討すること。他校との合同授業、ICTを活用した教育、合同校外学習、合同体育、音楽活動、地域人材を活用した教育、小規模特認校制度、小中一貫教育などを組み合わせ、学校を存続させる可能性を十分に検証すること。

2.児童生徒・学級数だけで学校の存廃を判断しないこと。教育内容、児童生徒の教育効果、通学距離・通学時間、通学上の安全性、保護者の負担、地域コミュニティへの影響、災害時の避難拠点としての機能、学校施設の維持管理費、統合後に必要となる新たな経費などを総合的に比較して判断する仕組みを明記すること。

3.統合対象校について少なくとも3年間の「学校存続モデル事業」を実施すること。児童生徒数や学習効果、不登校、いじめの状況、教職員の負担、保護者満足度などを検証し、結果を踏まえて改めて判断する仕組みを求めること。

4.小規模特認校制度を西条市全体の選択肢として積極的に検討すること。各地域の特色を教育資源として活用し、単なる「小さい学校」ではなく、特色のある学校として存続させる可能性を検討すべきであること。

5.統合する場合の通学費・送迎負担を保護者に負わせないこと。スクールバス等を整備し、長時間通学によって心身や家庭生活に過大な負担が生じる場合には統合計画そのものを再検討すること。

6.学校統廃合による財政効果を学校ごとに明確に公表すること。現在の学校維持費や新校舎建設費、スクールバス運行費などを含め、統合による実質的な財政効果を学校・地域ごとに明示すること。

7.統合による財政削減分を子供の教育環境へ還元すること。学校施設の改修やトイレ等の環境改善、図書・教材の充実、ICT教育の整備、特別支援教育、スクールバス通学路の安全対策などに再投資する制度を検討すること。

 学校を地域の重要なインフラとして評価すること。指定避難所としての機能、地域行事の開催場所、高齢者等の地域活動、地域文化の継承、子供の居場所、地域コミュニティの維持などについて、統合による影響を具体的に検証すること。

8.将来人口推計を固定的な前提とせず、5年ごとに計画を検証すること。人口や出生数の実績と推計を比較し、実際の児童生徒数が推計を上回った場合には統合計画を自動的に再検討する仕組みを設けること。

9.統合は「最後の選択肢」とし、存続が困難であることを確認した場合に限ること。学校存続の可能性の検証や十分な手順を踏んだ上で、計画に明記することを求めること。

10.おわりに、学校は子供達の教育の場であると同時に地域社会を支える重要な基盤である。「児童生徒数が減少するから統合する」という一方向の考え方ではなく、「小規模校であってもどのような工夫をすれば質の高い教育を維持できるのか」をまず検討することが必要である。市民負担を増加させることなく、統合による財政効果を子供達の教育環境の改善に還元し、段階的かつ柔軟な学校再編を行うことが最も納得できる方法であると考え、基本計画への反映を強く求める。

意見に対する市の考え方
 少子化に伴う児童生徒数の減少への対応に当たっては、児童生徒数や学級数だけで判断するのではなく、教育環境、通学の安全性や負担、地域とのつながり、防災面、施設の状況や財政面などを総合的に考慮することが重要であると認識しています。
 また、学校施設の複合化、小規模特認校制度、小中一貫教育など、地域の実情に応じた教育環境の維持・充実に向けた方策についても、今後の協議・検討の中で参考とさせていただきます。
 学校再編を検討する際には、保護者や地域の方のご意見を伺うとともに、児童生徒の通学に係る安全性や負担に十分配慮してまいります。あわせて、学校跡地を含む地域への影響や、学校施設整備に係る財政面についても、適切な情報提供に努めます。
 将来の児童生徒数や地域の状況は変化し得ることから、計画の進捗や社会情勢等を踏まえ、必要に応じて見直しを行います。いただいた学校存続の可能性の検証、段階的かつ柔軟な再編、教育環境への財源の還元に関するご意見は、今後の計画推進に当たっての参考とさせていただきます。

No.18

意見の概要
 学校の存続は地域の存続と一体になっている状態であることから、地域住民の意見を聞きながらの検討になってくるかと思う。
意見に対する市の考え方
 学校規模等適正化は教育環境の向上を主眼としており、保護者の方や地域住民を含めた地元協議会において検討を行う予定としております。また、懸念事項等についても丁寧に協議を行い、持続可能な教育体制の構築に向けた検討を進めてまいります。

No.19

意見の概要
 丹原地域の小学校を1つにするという案が1期計画に挙げられ、早急にという計画に不安が残る。学校の統廃合ありきではなく、児童が「学校へ行きたい。友達と関わりたい。楽しい。」という環境を地域も巻き込んで作ることが必要だ。徳田小では学校サポーター登録が19人と、多くの地域の方々が子供たちのために協力したいという思いも強い。高学年時にはICTを活用した合同授業や行事の交流事業など、いろいろな工夫も考えられる。
 異常気象もここ数年発生しており、小さい児童の通学方法に不安が残る。安全面はもちろん、時間的にも体力的にも精神的にも負担が大きい。「徳田で子育てをしたい」と家を建てた若い親に尋ねられた。「学校はどこに行けばいいんでしょうか?」これから子育てを始める親たちの不安が残らないように、統廃合を熟考して頂きたい。学校をなくしてからでは元に戻ることが出来ない。
 今後も「徳田小が好き。この地域で育ってよかった」と思う人を学校と地域、行政が協力して育てていきたい。地域社会や保護者との共通理解を図り慎重に進めてほしい。今の保護者はパブコメに意見を述べる時間さえないのが現状であり、様々な方法で多くの意見を拾うことが大事だ。
意見に対する市の考え方
 子どもたちにとってより良い教育環境とするために、学校はどうあるべきかという教育的視点を第一に考え、学校規模等適正化の検討を進めてまいります。
 通学距離や時間が延伸する場合の児童の安全性や負担についても配慮が必要であると考えており、スクールバスの運行等を含めた通学支援策については関係機関と検討を進めてまいります。今後も協議会等を通じて保護者や地域住民との十分な共通理解を図ってまいります。

No.20

意見の概要
 西条の子ども達のために、様々な教育事業の運営と施策に日々、取り組んで頂いておりますことを感謝している。
​ 超高齢化や人口減少、若者の都市流出に歯止めがきかない課題に、特効薬のような有効な手立てがあるわけではないことも理解している。
 学校統合による地域接点の希薄化リスクとして小学校の統合が進むと、旧学区固有の文化や伝統、地域住民との日常的な接点が薄れる懸念があり、これを補完・強化する仕組みが不可欠である。現時点ではコミュニティスクールは各地域が盤石ではないように感じている。
「帰ってきたいふるさと西条」「大好きな西条」と感じてもらえるように、私も地域の子ども達に向き合い、魅力ある地域づくりに微力ながら貢献したいと考えている。
意見に対する市の考え方
 旧学区固有の文化や伝統、日常的なつながりが希薄化する懸念があることにつきましては、各地域の実情に応じた体制整備の検討を行いながら、地域住民や関係者と一体となった持続可能な魅力ある地域づくりに向けての取り組みが必要であると考えております。

公募概要

募集案件

 募集期間

令和8年8月3日(月)から令和8年9月1日(火)まで ※必着

閲覧方法

  • 本市ホームページ
  • 本庁新館4階​ 学校政策課​ 窓口
  • 本庁新館1階 市民情報コーナー​
  • 西部支所1階 総務市民課​ 窓口
  • 各サービスセンター 窓口
  • 各公民館 窓口

意見を提出できる方

  • 市内に住所を有する者
  • 市内に事務所または事業所を有する個人および法人その他の団体
  • 市内に存する事務所または事業所に勤務する者
  • 市内に存する学校に在学する者
  • パブリックコメント手続に関する事案に利害関係を有すると認められる者

提出方法

ご意見の内容及び住所、氏名、電話番号、年齢を明記のうえ、持参、郵送、ファックス、メール、電子申請(LoGoフォーム)のいずれかの方法

住民周知の方法

  • 広報紙
  • 市ホームページ掲載
  • 市公式LINE及びFacebookでの配信

問い合わせ先

西条市教育委員会事務局 学校政策課​

〒793-8601 西条市明屋敷164番地
電話:0897-52-1638(直)


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