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市長就任から3年間の取り組みを報告します

ページID:0061678 更新日:2020年3月18日更新 印刷ページ表示

市長任期の3年目を終えての振り返り

 私が市長に就任してから早いもので3年の年月が流れました。就任以来、「ワクワク度日本一のまち西条」の実現に向け、都市間競争における「生き残り」ではなく「勝ち残るまち」を目指して取り組んでまいりました。それらの取組の一部をご紹介させていただきます。

「稼ぐ」の視点

市税収入が回復傾向

 2013年度に約161億4千万円あった市税収入は、以後、右肩下がりの状況で2016年度には約154億3千万円まで落ち込みました。しかし、2017年度に約3億7千万円回復し、2018年度でも約158億円の市税収入をキープしています。増収の一要因としては、企業の設備投資にかかる償却資産が増加している点が挙げられます。四国屈指の工業集積地として、本市の企業が将来に向けた設備投資を積極的に行っている現状を踏まえ、担い手不足の解消等への課題に対し各機関と連携した取組を進めいていきたいと考えています。(図をクリックすると拡大できます)

市税 償却

ふるさと納税の寄附金も回復傾向

 2018年度の寄附金が総額約2億3千万円であった実績を踏まえ、2019年度の寄附金目標を3億円と設定していたものが、既に約5億円を上回る大幅な回復傾向にあります。要因としては、2019年6月の税制改正によって新たにスタートした「ふるさと納税」制度において、返礼品等の基準が明確になったことで、本市の「うちぬき」で仕込まれた日本酒や産地直送のビールをはじめ、旬の果物や加工品等の魅力的な返礼品に注目が戻ってきたことに加え、寄附金の使い道を明確にし、自らの希望によって選択することができる本市制度の仕組みにあると思っています。(図をクリックすると拡大できます)

ふるさと

新規補助金等の獲得へ

 市民サービス向上のため、本市が政策立案する事業を推進するためには多額の費用が必要です。いかに市の財政支出を抑制し、国等の補助金によって事業を行うかで財政負担が大きく変わってきます。そこで、トップセールスによって外貨を稼ぐことが市長の大きな役割の一つと捉え、2017年度以降で総額約45億6,600万円の新規補助金等を獲得しました。その多くは、福祉・教育・土木分野の事業推進に役立っています。 ※ここでの「外貨」とは、国や民間団体からの補助金や助成金 (図をクリックすると拡大できます)

補助金等獲得 

自己評価 ~ワクワク度日本一のまちづくりに向けて~

 3年前の市長選挙では、市長選初となるマニュフェスト選挙で挑みました。市民の皆さんとの約束として政策を掲げ、実践することで、ワクワク度日本一のまちづくりに近づくと考えています。残された任期、及第点をいただけるよう全力で取り組んでまいります。(図をクリックすると拡大できます)

主役 住みたい

行財政改革 夢

つながり 評価

◆ 「市民主役の西条」の実現に向けて ◆

地域自治組織設立に向けた動きが広がっています【進展】

 「市民と行政との協働によるまちづくり」の推進により、地域住民自らが地域のあり方を考え、課題解決に取り組む地域自治組織が市内3地区で設立されました。最も早く設立した橘校区では「橘未来づくり協議会」として、2019年6月に本市と「地域自治の実現及び協働によるまちづくりパートナーシップ協定」を締結し、住民全体の課題解決(買物困難者対策)に向けた取組が行われています。市内7地区においても順次、地域自治組織設立に向けた動きが進んできています。

橘 ローソン

◆ 「住みたい西条」の実現に向けて ◆

西消防署 河北出張所が完成しました【進展】

 市民の生命を守るため、CLT(市内で生産された直交集成板)パネル工法によって建設中であった西消防署河北出張所が、2019年10月に完成し供用を開始しました。これまで河北地区(東予地域北部)の救急車到着所要時間が平均約11分(全国平均8.6分)かかっていたものが5分以上短縮され、長年の地域課題を解消することができました。

河北 救急

◆ 「市民と進める行財政改革」の実現に向けて ◆

自治政策研究所で若手職員の人材育成が進んでいます【進展】

 「あれもこれも」から「あれかこれか」へ、「低負担高福祉」から「中負担中福祉」へと、将来世代に過度な負担を負わせることがないよう地域課題の解消に向けて取り組んでまいりました。中でも、持続可能な西条のまちづくりを担う若手職員の成長を目指して設立した「西条市自治政策研究所」では、積み上げたデータと職員の自由な発想をもとに政策提案がなされ、成長を実感させる行政マンが育っています。

自治政策 発表

◆ 「夢が持てるまち西条」の実現に向けて ◆

オーストリア共和国五輪合宿誘致に向けた覚書を調印しました【進展】

 日本オリンピック委員会(JOC)から競技別強化センターの認定を受けた「石鎚クライミングパークSAIJO」での五輪合宿誘致に向け、2019年3月にオーストリア共和国クライミング協会と覚書を調印しました。引き続き、オーストリア代表選手のオリンピック事前・事後合宿をサポートしていきます。

協定 コンバインド

「アウトドアオアシス石鎚」をオープンしました【新規】

 これまで眠っていた施設に新たな息吹を吹き込もうとリニューアルした「アウトドアオアシス石鎚」は、市内の広大なフィールドを活用したアウトドア活動の拠点として2019年7月にオープンしました。モンベルショップが入居し、クライミングタワーやキャンプ場等を併設しています。隣接する「おあしす市場」には市内で栽培された新鮮な野菜や果物等が販売され、大勢の買い物客で賑わっています。

オアシス おあしす市場

◆ 「つながり広がる西条」の実現に向けて ◆

「若者世代が住みたい田舎部門」で全国第一位を獲得しました【進展】

 株式会社宝島社が発行する「田舎暮らしの本」で公表された「2020年版 住みたい田舎ベストランキング」において、本市が「若者世代が住みたい田舎部門」全国第1位を獲得しました。エリア別ランキングでも昨年に引き続き、全部門(総合・若者世代・子育て世代・シニア世代)で四国第1位を獲得。本市のオーダーメイド型アテンドサービス「無料個別移住体験ツアー」の実施や、若者向けには民間企業と連携し、市内での起業を前提とした「起業型地域おこし協力隊」等、本市独自の地道な活動が実を結び、2018年度の移住者数は289名と前年度の約3倍となりました。「LOVESAIJOファンクラブ」の会員数も2,400人を超え、さまざまなキャンペーンや会員活動の情報、本市の魅力をどんどん発信しています。

移住 紺屋町