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このたび、「地域共創型多目的ホール、スマート防災拠点の整備」および「ウェルネス椿(仮称)リデザイン整備事業」に係る「新しい地方経済・生活環境創生交付金(第 2 世代交付金)」の内閣府への申請を取り下げる決定を行いました。
市民の皆様に、ご心配とご迷惑をおかけしましたことを、心からお詫び申し上げます。
本事業は、市内企業からのご提案を受け、新たな交流拠点や防災拠点の創出、市民の健康増進を目的として「多目的ホール」の建設と「椿交流館」の改修を計画していたものです。総事業費約 26 億円のうち、半額を国の交付金で賄うべく申請を行い、9 月 11 日付けで交付決定の通知を受けておりました。
取下げの決定に至った理由といたしましては、市民の皆様および市議会への十分な説明がなされていなかったこと、また市議会議員の皆様からのご意見、市民の皆様から寄せられた多くの声を真摯に受け止めた結果であります。さらに、申請を急ぐあまり、事業の実施スケジュールの調整が不十分であったこと、そして今後の本市の財政状況を慎重に見極める必要があることも、重要な判断材料となりました。
今後は、より丁寧な情報提供と説明責任を果たすとともに、市民の皆様と対話を重ねながら市政を運営してまいります。
引き続き、市政へのご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
西条市長 高橋 敏明