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西条市地域創生センターは、産学官連携の拠点施設として、多くの大学など高等教育機関との関係を有しています。特に、本センター内には愛媛大学が「愛媛大学地域協働センター西条」を設置しており、愛媛大学を中心に多くの研究者の皆さんとのネットワークが拡大しつつあります。
それらの研究者の皆さんの情報を知っていただくことを目的に、「地域創生リレーインタビュー」を開始いたします。第1回目からは、「愛媛大学地域協働センター西条」の関係者の皆さんを連続してご紹介します。
第1回目は、愛媛大学地域協働センター西条 羽藤堅治センター長です。
1993年 愛媛大学連合農学研究科生物資源生産学専攻博士課程修了 博士(農学)
1994年~1995年 日本学術振興会 特別研究員-PD
1995年~2004年 愛媛大学農学部 助手
2004年~2013年 愛媛大学農学部 准(助)教授
2013年~ 愛媛大学農学部 教授
2016年~ 愛媛大学大学院農学研究科 教授
愛媛大学大学院農学研究科 教授
愛媛大学植物工場研究センター 副センター長
公益社団法人計測自動制御学会バイオシステム部会 主査
日本生物環境工学会 理事
農業情報学会 副会長
日本農業工学会 理事
私は新居浜市の中萩地区出身で、西条市の名誉市民である十河信二さんが同郷の大先輩となります。子どもの頃からよく家族で加茂川に遊びに来ていましたし、川辺でキャンプもしていました。また、小学生の頃から石鎚山にもよく登りましたし、大学生・院生時代にはバイクツーリングもしていました。そのような経験もあって、西条市には良い思い出がたくさんあります。
仕事の面では、西条市内に植物工場研究センターを設置したことが最初のきっかけです。最近では、西条市内の高等学校さんと愛媛大学との間で、植物工場での実習や座学を通じた高大連携教育も行っています。
愛媛大学は、平成28年7月に西条市地域創生センター内に「地域協働型」センターとして「愛媛大学地域協働センター西条」を開設しました。この地域協働センター西条は、(1)高大連携活動 (2)授業受講 (3)産学官連携 (4)6次産業化支援 (5)インターンシップ (6)就職活動 (7)シンポジウムなど参加、履修証明プログラム受講 の7つの機能を有し、地域のステークホルダーの皆さんと協働して、地域活性化に役立てることを目的としています。私は初代センター長としての役目をしっかりと果たすことで、地域の皆さんから必要とされ、地域活性化に少しでも貢献することができるセンターに発展することができるよう、まい進していきたいと思っています。
また、現在私が担当している高大連携教育の分野では、センター開設を機に、市内高等学校さんから大学との連携教育に対するニーズが高まっているように感じています。今後は複数の市内高等学校さんとの連携教育に取り組み、未来の地域社会を支える人材の育成に努めていきたいと考えていますので、皆さまからのご支援、ご協力をお願いします。