ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 教育委員会事務局 > 社会教育課 > 「石鎚黒茶の製造技術」が国重要無形民俗文化財に指定されました

本文

「石鎚黒茶の製造技術」が国重要無形民俗文化財に指定されました

ページID:0099656 更新日:2023年3月22日更新 印刷ページ表示

さる1月20日付で文化審議会から文部科学大臣に対し指定の答申が出されていた本市の「石鎚黒茶の製造技術」が、3月22日付の官報告示をもって正式に国の重要無形民俗文化財に指定されましたのでお知らせします。

 

1 指定名称 

  石鎚黒茶の製造技術

2 所在地 

  愛媛県西条市

3 保護団体 

  石鎚黒茶製造技術保存会

 

4 概要 

石鎚黒茶は、かつて石鎚山麓周辺の比較的標高の高い地域で盛んに作られていた発酵茶です。2段階の発酵過程を経て製造され、独特の酸味と黒色に変化した茶葉が特徴となっています。江戸時代から大正時代にかけて盛んに作られましたが昭和に入って生産量が激減し、現在は市内の3団体が作るのみとなっています。四国では他に徳島県の阿波晩茶、高知県大豊町の碁石茶の発酵茶の製造技術が伝承されており、全国的にも珍しい貴重なものです。製造工程には人の手による伝統的な製法が用いられ、わが国の発酵茶の伝承や製茶技術の変遷を理解する上で重要であるとして指定されました。重要無形民俗文化財の指定は西条市では初めて、愛媛県内でも42年ぶり2例目となります。

 

5 指定日 

  令和5年3月22日

  指定日に都内で指定証書交付式が行われ、文化庁長官から石鎚黒茶技術保存会会長に指定証書が手
  渡されました。

 

黒茶写真    指定書交付式

 

 

【関連ページはこちらから】

産業振興課 石鎚黒茶

石鎚黒茶製造技術調査報告書ホームページ(社会教育課)

 


おすすめイベント