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「石鎚黒茶の製造技術」を国重要無形民俗文化財として 指定するよう答申が出されました
このたび、国の文化審議会では、1月20日(金曜日)開催の同審議会文化財分科会における審議・議決を経て、本市の「石鎚黒茶の製造技術」を重要無形民俗文化財として指定するよう文部科学大臣に答申しましたので、お知らせします。
1 名 称 「石鎚黒茶の製造技術」
2 概 要 石鎚黒茶は、かつて石鎚山麓周辺の比較的標高の高い地域で盛んに作られていた発酵茶
です。2段階の発酵過程を経て製造され、独特の酸味と黒色に変化した茶葉が特徴です
が、現在は市内の3団体が作るのみとなっています。四国では他に徳島県の阿波晩茶、
高知県大豊町の碁石茶などの発酵茶の製造技術が伝承されており、全国的にも珍しい貴
重なものです。製造工程には人の手による伝統的な製法が用いられており、わが国の発
酵茶の伝承や製造技術の変遷を理解する上で重要であるとして、指定するよう答申が出
されました。
4 保護団体 石鎚黒茶製造技術保存会
5 備 考 答申後の官報告示をもって正式に指定となります。
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産業振興課 石鎚黒茶