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国史跡 永納山城跡 永納山城発見から現在までの歩み(年表)
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永納山城発見から現在までの歩み(年表)
年 | 月 | 日 | 出来事 | 内容 |
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昭和36 (1961) | 一部の専門家による踏査 | 一段からなる石列を確認(現在の遺跡南西部付近) しかし、この段階では古代山城として一般に知られることはなかった。 | ||
昭和52 (1977) | 4 | 永納山城発見(記録上) | 当時の東予市文化財専門委員が遺跡分布調査中に石列を発見(遺跡東部) | |
7 | 試掘調査および1次調査開始(~12月) | 3カ所のトレンチ調査(西部2カ所・北東部1カ所)と各地区での列石確認 | ||
昭和53 (1978) | 5 | 2次調査開始(~55年2月) | 前期・後期の2期に分け調査実施。北西にそびえる医王山においても列石を確認 52・53年度の調査で8カ所以上でトレンチ調査を行った。 | |
昭和55 (1980) | 3 | 『永納山城遺跡発掘調査報告書』報告書刊行 | 発見の経緯から1・2次調査成果までをまとめた報告書が刊行される。この報告書によって永納山遺跡が古代山城であることが広く知られることとなる。 | |
平成5 (1993) | 北部:土採りに伴う試掘調査 | 北端部から谷に向かう列石変換点を確認 | ||
平成11 (1999) | 東予市内遺跡詳細分布調査(~平成13年度) | 市内の遺跡分布状況が確認され、その中で永納山城跡の重要性が再認識される。 | ||
平成14 (2002) | 国史跡指定を目指した永納山城跡発掘調査事業開始 | 遺跡範囲の確定をめざす。 | ||
7 | 永納山城跡調査指導委員会設置 | 県内外の研究者から構成され、事務局と共に今後の調査方針を協議(委員長:下條信行 愛媛大学教授) | ||
9 | 14年度現地調査開始(~12月) | 遺跡南西部において城壁構造確認 | ||
平成15 (2003) | 5 | 15年度現地調査開始(~16年3月) | 南部~南東部・北部において城壁構造確認 | |
平成16 (2004) | 16年度現地調査開始(~7月) | 東部~北東部において城壁構造確認 | ||
平成17 (2005) | 2 | 国史跡指定申請 | 文部科学大臣に対し国史跡指定申請書を提出 | |
3 | 永納山城跡発掘調査報告書刊行 | 『永納山城跡-平成14年度~16年度調査報告書-』 | ||
5 | 20 | 答申 | 国文化審議会から文部科学大臣に対し、永納山城跡を国史跡に指定するよう答申が出される。 | |
7 | 14 | 国史跡指定 | 官報に永納山城跡を国史跡に指定することが告示される。 | |
平成18 (2006) | 内部施設等確認調査開始(継続中) | 城門・水門・倉庫等の存否確認を目的とする。 | ||
平成19 (2007) | 保存管理計画策定(18年度事業) | 将来的な史跡の保全に対する方針を策定 | ||
7 | 26 | 国史跡追加指定 | ||
平成21 (2009) | 3 | 31 | 史跡 永納山城跡発掘調査報告書刊行 | 平成18年度~20年度調査分 |
平成22 (2010) | 内部施設等確認調査 | 古代山城で国内2例目の鍛冶炉遺構の検出 | ||
平成25 (2013) | 調査成果公開活用事業実施 | 市内4カ所で調査成果報告会、企画展を開催 | ||
平成26 (2014) | 保存整備基本計画策定事業開始(27年度まで) | 整備の基本方針を定める。 | ||
平成27 (2015) | 9 | 26 | 国史跡指定10周年記念シンポジウム開催 | |
平成28 (2016) | 9 10 | 30 1 | 第6回古代山城サミット開催 |
お問い合わせ
教育委員会 社会教育課 歴史文化振興係
電話:0897-52-1628