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【第1号】みなさんがつかっている水は?水道水?地下水? (水道キッズページ)
みなさんが、毎日つかっている水は水道水ですか?地下水ですか?
じゃ口をひねれば出てくる水。実はおくが深いのです。
このページで、水について学びましょう!!
目次
●応用編(おうようへん):西条市が「水道代タダ!?」と言われるワケ
水道水?地下水ってなに?
水道水は、浄水場(じょうすいじょう)できれいにした川の水や地下からくみ上げた水を消毒(しょうどく)し、わるい菌(きん)をやっつけて安全な水にし、みなさんの家にとどけている水のことをいいます。水をみなさんの家にとどけるまで管理(かんり)しているので、水道料金(りょうきん)がかかります。
※水道水は、「水道法」というきまり[法律]で飲み水として安全な水を作るために厳(きび)しい基準(きじゅん)が決められています。
地下水は、ポンプをつかってくみ上げた水のことをいいます。みなさんのおうちでポンプをつかって水をくみ上げているため、水道料金(りょうきん)はかかりません。また、西条市の地下水はそのまま飲むことができるので水本来の風味や味を感じることができます。
地域(ちいき)によってつかっている水がちがう
西条市は、水道水[上水道]をつかって生活している地域(ちいき)と地下水をつかって生活している地域(ちいき)があります。
色がぬられている地域(ちいき)は主に水道水をつかって生活している地域(ちいき)で、色がぬられていない地域(ちいき)は地下水をつかって生活している地域(ちいき)です。
※色がぬられている地域(ちいき)でも地下水をつかって生活している人もいます。
みなさんが生活している地域(ちいき)を地図でかくにんしてみましょう!
みなさんの学校は水道水?地下水?
みなさんの学校でつかっている水は、水道水でしょうか?地下水でしょうか?
25校ある小学校のうち、5校[神戸小、神拝小、西条小、大町小、玉津小]が地下水をつかい、20校が水道水をつかっています。
※玉津小は、色がぬられている地域(ちいき)ですが、地下水をつかっています。
10校ある中学校のうち、3校[西条北中、西条南中、西条東中]が地下水をつかい、7校が水道水をつかっています。
※西条東中は、色がぬられている地域(ちいき)ですが、地下水をつかっています。
地球上にある水
次は、地球全体に目をむけてみましょう。地球上にある水のうち、どれくらいが飲み水や生活につかうことができるのでしょうか?
地球上にある水の約(やく)97.5%は海水で飲み水や生活につかうことができません。飲み水や生活につかえる淡水(たんすい)はたったの2.5%くらいです。
その淡水(たんすい)のほとんどは、南極(なんきょく)や北極(ほっきょく)のこおり、ほり出すことができないほど地面おくふかくにある水です。
そのため、実際(じっさい)にわたしたち人間がつかうことができる水は、地球上の水の0.01%しかありません。
私たちがつかえる水は、非常(ひじょう)にかぎられた貴重(きちょう)なものなのです。
1日につかっている水の量(りょう)は?
水は、飲み水・トイレ・おふろ・料理(りょうり)など生活のたくさんの場面でつかわれています。
いったい1人1日あたりどれくらい水の量(りょう)をつかっているのでしょうか??
令和元年度の情報(じょうほう)を基(もと)に作成(さくせい)しています。[西条市]
西条市全体の1人1日あたりの使用水量(しようすいりょう)を見てみると296ℓ。
※浴槽(よくそう)にお湯をためたときの量(りょう)が、約(やく)200ℓといわれています。
つまり、みなさんひとりひとりが浴槽(よくそう)1杯(ぱい)と半分ほどの水の量(りょう)を1日につかっていることになります。
また、西条市のみなさんは、東京都に住(す)んでいる人と比(くら)べると1日につかう水の量(りょう)が多いことがわかります。
1日に最低限(さいていげん)必要(ひつよう)な水は?
世界保健機関(せかいほけんきかん)によると、1人の人間が1日生活するのに最低限(さいていげん)必要(ひつよう)とされている水の量(りょう)は50ℓといわれています。この数字と比(くら)べるとわたしたちがたくさん水を使って生活していることがよくわかります。
わたしたち人間がつかうことができる水は非常(ひじょう)にかぎられた貴重(きちょう)なものです。
水を出しっぱなしで手をあらったり、歯みがきをするのをやめましょう。
水を大切にするために【おしえて!おうちでへらせる水のこと】もぜひ見てみてください。
応用編(おうようへん):西条市が「水道代はタダ!?」と言われるワケ
西条市で水道水[上水道]をつかって生活している人の人口に対するわりあいは、約(やく)48%と2人に1人しか水道水をつかって生活をしていません。 [※令和元年度現在(げんざい)]
水道水をつかって生活している地域(ちいき)の範囲(はんい)は広いのですが、人がたくさんいる西条市の中心部[赤丸の地域]は地下水をつかって生活しているので、水道水[上水道]をつかって生活している人の人口に対するわりあいが低(ひく)くなっています。
全国的(ぜんこくてき)にみると水道水をつかって生活するのが一般的(いっぱんてき)で、地下水をつかって生活することはめずらしく、地下にある水が豊富(ほうふ)な西条市の特徴(とくちょう)です。
次回は・・・
水道水が作られ、みなさんの家にとどくまでの水道施設(しせつ)の紹介(しょうかい)をしたいと思います。
次回記事
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●地下水についてくわしく知りたい場合は、バーチャルミュージアム「水の歴史館」