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【活動報告】第22期 西条市ものづくり科学創造クラブ
西条市ものづくり科学創造クラブでは、日常生活では体験することのできないものづくり現場の見学や、実験・工作などを通して、子どもたちが自分で考え行動すること、科学的な発想や創造性豊かな人間性を育むことを目的として、年間7回の活動を実施しています。
第3回 見えない光?聞こえない音?光の波・音の波を調べてみよう(8月29日)
第3回目は、「見えない光?聞こえない音?光の波・音の波を調べてみよう」をテーマに、徳田小学校の今井先生が授業を担当してくださいました。
まずは色と光の不思議を学びます。色の三原色は、3色を混ぜ合わせると黒色になるのに対し、光の三原色は、すべての色が混ざると白い光になります。
この技術を応用し、テレビやパソコンのカラーモニターは色を作り出しています。
この色と光のしくみを、今井先生はマジックのような実験を交えて教えてくれました。
光についてさらに学ぶために、光を通したりさえぎったりする特徴をもつ偏光板にセロハンテープで模様を作って光の変化を観察します。
また、ブラックライト(紫外線)で身の回りの光るものを見る実験を行いました。
紫外線には変わった性質があり、紫外線があたると光るものがあります。
パスポートやお札だけでなく、なんと栄養ドリンクやパインアメもブラックライトで光りました。
これは、栄養ドリンクやあめに含まれるビタミンB2が紫外線に反応して光るためで、体に害はありません。

続いては、音の仕組みについてです。
音はどのような時に聞こえて、どのような時に聞こえなくなるでしょうか?音を大きくするためにはどうすればいいでしょうか?
スピーカーを分解して確認したり、オルゴールの音量を変える実験をして、さまざまな音の仕組みを学びます。
最後に、宮川先生のひかり電子草笛の工作です。
少し難しかったですが、先生やクラブ員と一緒に試行錯誤しながら一所懸命作りました。
完成です♪
クラブ員の感想
- リンゴが赤く見えるのは青色と緑色が吸収されて赤が反射して赤色に見えることがわかりました。
- 光が曲がる実験がとてもおもしろかったです。自分でも調べてみたい!と思いました。
- 音は振動しやすい物体につけると大きい音になるということを初めて知りました。
- 音は光と違って全体に広がっていくということがわかりました。
- 先生がマジックを交えて教えてくれて楽しかったです。
第2回 工場見学(8月5日)
今回は、市内の工場見学です。
SAIJO BASEに集合し、注意事項を確認した後にバスに乗り込みます。
まず向かった先は、フジボウ愛媛(株)壬生川工場です。
| 会社名:フジボウ愛媛株式会社 創業:1977年(昭和52年)5月 資本金:450百万円(富士紡ホールディングス 100%子会社) 代表者:取締役社長 望月吉見(富士紡ホールディングス取締役常務執行役員) 従業員数:403名(壬生川工場のみ) 事業内容:精密加工用研磨材、機能性不織布の製造・販売 |
フジボウ愛媛(株)は、スマートフォンやタブレット端末などに使われる半導体デバイス製品を支える「超精密加工用研磨材」の生産において、トップシェアを誇ります。
まずはじめに、会社の紹介や半導体をつくる工程でどのような役割を担っているかなどについて教えていただいたあと、
ここで作られる研磨材がどんな素材なのか、実際にさわって性質や感触を体験しました。
第1回の活動で学んだ半導体を思い出しながら、クラブ員は熱心にお話を聞いていました。
次に、2班に分かれて工場を見学します。
初めて見る研磨材の生産工場に、クラブ員も興味深々です。
私たちやおうちの人が使っているスマートフォンも、ここで作られた研磨材が使われているかもしれません。

最後に、記念撮影です。
続いては、花王サニタリープロダクツ愛媛(株)です。
こちらでは、主に紙おむつや生理用品、掃除用品を作っています。
| 会社名:花王サニタリープロダクツ愛媛株式会社 創業:1978年(昭和53年)2月 資本金:9,000万円 代表者:代表取締役 江内谷一昭 従業員数:314名(2025年12月末時点) 事業内容:衛生紙綿・医薬部外品の製造 |
まずは花王(株)の歴史や製品について、クイズや実験を交えて教えていただきました。
「花王」という会社名が、創業当初に作っていた「顔用せっけん」に由来していることを知り、びっくりしました。
そのあと、紙おむつに使われている、空気は通すが水分は通さない素材の実験や、高吸水性ポリマーの吸水性を体験する実験を行いました。
実験を通して、紙おむつには快適さや使いやすさを支えるさまざまな工夫がされていることを学びました。
紙おむつの秘密を学んだ後は、実際に作っている工場の見学です。
ヘアキャップやシューズカバーなどをお借りし、エアシャワーでほこりを落として工場内に入ります。
工場では製品の安全性と品質を保つため、たくさんの機械で効率よく生産されている様子を見ることができました。
工場見学を引き受けてくださいました、フジボウ愛媛(株)壬生川工場様、花王サニタリープロダクツ愛媛(株)様、どうもありがとうございました。
クラブ員にとって、西条市内の優れた企業と地域で活躍する方々の姿を知ることができ、科学やものづくりへの興味・関心を深める良い機会となりました。
クラブ員の感想
【フジボウ愛媛(株)壬生川工場様】
- 西条で作られたものは西条から日本中へ、外国へとどんどん運ばれて行っているのがわかりました。
- 研磨材で半導体をみがいていることをはじめて知ってびっくりしました。
【花王サニタリープロダクツ愛媛(株)様】
- おむつをつくる時に赤ちゃんのことをとても考えて工夫しているんだなあと思いました。
- おむつがむれないようにする技術や、すぐに水を吸う技術がとてもすごかった。
【全体】
- フジボウ愛媛さんも花王サニタリープロダクツ愛媛さんもとても仕事に対する愛がありました。
- どちらの会社も内部まで見せてくれて仕組みにおどろきました。
- すごい会社が西条市にあることを知って、西条市がもっと好きになりました。
第1回 手で豆電球がつく⁉半導体っておもしろい(7月18日)
第22期西条市ものづくり科学創造クラブの活動がスタートしました。
今年度は、クラブ員30名で科学の楽しさやものづくりの魅力を体験していきます。
はじめに、西条市産業振興課長、クラブの先生方からの挨拶がありました。

第1回のテーマは、「手で豆電球がつく⁉半導体っておもしろい」
授業を担当してくださったのは、西条小学校の宮﨑先生です。
まずは、1年間一緒に活動する仲間と自己紹介をしました。「科学が好きだから」「理科が苦手だけど好きになりたいから」「お友達に誘われて」など、いろいろなきっかけでこのクラブに参加してくれました。
その後、家電製品やデジタル機器など私たちの身の回りで使われている「半導体」やその代表的な電子部品である「トランジスタ」について学びます。

授業で学んだあとは、いよいよ実験です。
みんなで手をつなぎ、豆電球を点灯させたり、ブザーを鳴らす実験にチャレンジ!
トランジスタの持つ、人の体を流れるごくわずかな電流でもオン・オフができる「スイッチ作用」と電流を増幅する「増幅作用」という働きにより、クラブ員全員が手をつないだ状態でも豆電球がつき、ブザーが鳴りました!

続いて、宮川先生の工作です。トランジスタを使った電子オルゴール作りに挑戦。
宮﨑先生から学んだことを活かし、みんな真剣な表情で取り組みます。

慣れない作業に戸惑いながらも、クラブ員同士で協力したり、先生方にアドバイスをもらいながら、ついに電子オルゴールが完成しました!
紙で作ったスピーカーを使って音を大きくして聞いてみます。
第1回の授業では、電子部品のしくみを「見る」「触れる」「作る」という体験を通して、科学への興味を深めました。
クラブ員の感想
- 半導体はむずかしくてもっと知りたいと思いました。
- みんなで手をつないでだれか一人でも手をはなすと音がならない事がおもしろかったです。
- トランジスタがスイッチみたいにもなるしぞうふく作用があることがわかりました。
- こんな小さな部品で音がなるオルゴールが作れるんだなとびっくりしました。
- いつも使っているゲームなどもトランジスタがあることにびっくりしました。
- 半導体についてよりくわしく知れてうれしかったです。次の活動も楽しみです。




