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【活動報告】第21期 西条市ものづくり科学創造クラブ
西条市ものづくり科学創造クラブでは、日常生活では体験することのできないものづくり現場の見学や、実験・工作などを通して、子どもたちが自分で考え行動すること、科学的な発想や創造性豊かな人間性を育むことを目的として、年間7回の活動を実施しています。
第1回 手で豆電球がつく⁉半導体っておもしろい(7月12日)
第21期西条市ものづくり科学創造クラブの活動がスタートしました。
今年度は、クラブ員32名で科学の楽しさやものづくりの魅力を体験していきます。
はじめに、西条市産業振興課長、クラブの先生方からの挨拶がありました。
第1回のテーマは、「手で豆電球がつく⁉半導体っておもしろい」
授業を担当してくださったのは、西条小学校の宮﨑先生です。
まずは、家電製品やデジタル機器など私たちの身の回りで使われている「半導体」やその代表的な電子部品である「トランジスタ」について学びます。
授業で学んだあとは、いよいよ実験です。
みんなで手をつなぎ、豆電球を点灯させたり、ブザーを鳴らす実験にチャレンジ!
トランジスタの持つ、人の体を流れるごくわずかな電流でもオン・オフができる「スイッチ作用」と
電流を増幅する「増幅作用」という働きにより、クラブ員全員が手をつないだ状態でも、実験に成功しました!
続いて、宮川先生の工作です。光センサーを使ったフラッシュライト作りに挑戦。
宮﨑先生から学んだことを活かし、みんな真剣な表情で取り組みます。
慣れない作業に戸惑いながらも、クラブ員同士で協力したり、
先生方にアドバイスをもらいながら、ついにフラッシュライトが完成しました!
完成したライトは、暗い場所でピカッと光り、実際にトランジスタの働きを体験できます。
第1回の授業では、電子部品のしくみ「見る」「触れる」「作る」という体験を通して、科学への興味を深めました。
次回は、今回学んだ「半導体」を作る現場へ工場見学に行きます!
クラブ員の感想
◆半導体とは、ある条件で導体か不導体になるということを初めて知った。
◆光センサーについてが1番楽しかったので、家で調べてみようと思う。トランジスタの世界最小のものを見てみたい。
◆4年生の時にやった豆電球の進み方が「+」か「-」か忘れていたけど今日学習して思い出して勉強になった。
◆学校では習わない事も知れて良かった。
◆光センサーによって暗い所に行くと光り、明るい所に行くと光らないという性質がとても気になった。
◆フラッシュライトを作っていて、暗い所で光る=街灯が暗くなるにつれてつくのと同じことに気が付いた。