本文
第19期 西条市ものづくり科学創造クラブ 活動報告
西条市ものづくり科学創造クラブでは、日常生活では体験することのできないものづくり現場の見学や、実験・工作などを通して、子どもたちが自分で考え行動すること、科学的な発想や創造性豊かな人間性を育むことを目的として、年間7回の活動を実施しています。
工場見学(8月2日)
7月に予定していた第1回の活動は大雨警報発令のため、あいにくの延期となりましたが、
8月2日、第19期西条市ものづくり科学創造クラブの活動がいよいよスタートしました。
今年度はクラブ員28名で活動を行っていきます。
はじめに、西条市産業振興課の田中課長、続いてクラブの先生方があいさつ。
今回は市内の工場見学。子どもたちは早速バスに乗車。
向かった先は、ひうちにあるルネサスセミコンダクタマニュファクチュアリング株式会社西条工場。(以下ルネサスという)
ルネサスでは電子部品である半導体を作っています。
半導体と聞いて、なじみが薄いと思いますが、車の制御、テレビ、スマホなどの私たちの生活に欠かせない機械に入っています。
まずは、ルネサス職員の方からの説明や動画を見てお勉強しました。
半導体は非常に精密に作られているため、作業中わずかなゴミ、ホコリも許されません。
クリーンルーム(作業所)では、全身を覆う服(無塵服)を着て作業します。特別に着させてもらいました。
質問コーナーでは、たくさん質問していました。
続いて、工場内や展示室を見学。なかなか見られない光景に終始興味津々な様子でした。
半導体の元となるウエハ材料
最後はみんなで記念撮影。
ルネサスの皆さん、ありがとうございました。
クラブ員の感想
★自分の髪の毛の0.000001以下の大きさなんてすごいなと思いました。
★色々詳しく設置されていたのでわかりやすかった。先生がわかりやすく教えてくれたのですぐわかりました。帰ったら親に話したいです。
★半導体を作るために有害の物をつけないように色々な対策をしているんだなと思いました。
★半導体とはそういう性質の金属があるのだろうと思っていました。でも作るまでに多くの工程があると知りびっくりしました。
★スマートフォン1台に約150億個の半導体の部品が使われていてびっくりしました。
次回授業
8月26日(土曜日)の予定です。お楽しみに!