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災害に備えましょう!
9月1日は、1923年(大正12年)に関東大震災が発生した日であるとともに、暦の上では二百十日に当たり、台風シーズンを迎える時期でもあることから、台風・高潮・地震等の災害に対する認識や心構えを育成するため、防災の日として制定されました。
災害の発生を未然に防止し、あるいは被害を最小限に止めるにはどうすればよいかということを、家庭や職場で考えてみませんか。
9月は、台風の発生が多くなります。普段から台風対策を心がけておくことが重要です。お住まいの地域の災害リスクをハザードマップで確かめるとともに、いざという時の避難経路・避難先を確認してください。また、非常持ち出し袋を用意しておく等、災害への備えを心がけてください。
自然災害による被害をできるだけ少なくするためには、私たちひとり一人が自ら取り組む防災対策(自助)が大切です。新型コロナウイルス感染症がまん延する状況において、「防災の日」である9月1日を機に、実際に災害を想定して、日頃から自分や家族に何が必要かを考え、準備しておきましょう。
分散避難をご検討ください
新型コロナウイルス感染症などの感染症が流行している状況では、不特定多数の人が集まる指定避難所等での避難生活の感染拡大のリスクが高まります。
災害が発生したときに3密を回避し、感染症による二次災害を防ぐため、避難所に避難する以外の方法(分散避難)をご検討ください。
分散避難とは
・災害発生時に自宅が安全な場合、自宅にとどまる方法(在宅避難)
・安全な地域に住んでいる親戚や友人・知人宅等に避難する方法
家庭でできる防災対策
・家具の転倒防止対策
・食料、飲料、生活必需品等の備蓄
・非常時持出品の準備
・家族同士の安否確認の方法
・避難場所や避難経路
※災害が起こった直後をイメージして、どのように行動すれば安全に避難できるか家族で考えてみましょう。
家族で出来る防災訓練(マイタイムライン・災害図上訓練DIG)
災害の危険が高まるときに、一人ひとりがとるべき防災行動について、「いつ」、「何をするのか」を整理した個人の防災計画である「マイタイムライン」。
これは個人だけで作成するのではなく、家族みんなで意見を出し合うことで、家族のマイタイムラインとして作成することもできます。
さらに、避難場所までの避難経路や自宅近くの避難場所、危険な箇所等を整理し、視覚的に地域の防災力を確認できる「災害図上訓練DIG」。
DIGを実施することで、より安全な避難行動を取ることができるようになります。
マイタイムラインや災害図上訓練DIGは、地域単位の大人数でなくても、家族単位で出来る防災訓練です。コロナ禍の中でも実施が出来る訓練ですので、ご家庭で気軽に実施してみましょう。
■マイ・タイムラインを作成しましょう!(西条市ホームページ)
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/kikikanri/timeline.html
■特集 想像力を高めて「もしも」に備える! 災害をイメージし、防災につながる行動へ【コンテンツ編】(内閣府 防災情報ホームページ)
https://www.bousai.go.jp/kohou/kouhoubousai/h20/11/special_03_1.html
■大雨・台風への備え(西条市ホームページ)
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/kikikanri/coronashelters.html
■地震への備え(西条市ホームページ)
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/kikikanri/earthquake.html
■避難する際の新型コロナウイルス等の感染症対策(西条市ホームページ)
https://www.city.saijo.ehime.jp/soshiki/kikikanri/hinantaisaku.html