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第1回自然観察会を実施しました!令和5年6月3日

ページID:0103078 更新日:2023年6月4日更新 印刷ページ表示

開催報告

「干潟の生きものを観察しよう」をテーマに、令和5年6月3日(土曜日)、加茂川河口干潟で第1回自然観察会を開催しました。

今年は14名の参加者が集まりました。(大人6名、子ども8名)ありがとうございました。

講師は、光澤安衣子さん(特定非営利活動法人西条自然学校)です。

河口干潟をご存じですか?

干潟とは、海岸で潮が引いた時に砂または泥が露出している場所のことです。河口域または内湾に多く発達しています。泥に潜ってくらす動物等特異な動植物の生育する場所です。

加茂川河口の位置図  中山川と加茂川河口に発達した西条市禎瑞の加茂川河口西の干潟は、317ヘクタールで県下の干潟全体の44.9%を占めています。
 この干潟は県内最大で、河口干潟としては全国でも6番目の大きさです。
 潮が引くと沖まで1キロメートルほど歩いていけます。ここでは、絶滅危惧種を含め多様な生物が生息しています。
 また、重要野鳥生息地にも指定されており、シギ・チドリ類など多くの鳥が観察されます。環境省の定める生物多様性の観点から重要度の高い湿地にも選ばれています。

 

開催状況

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連日の雨が嘘のように、晴れた中での観察会となりました。参加者に干潟の説明をしてからスタートです。

スコップとバケツを持って、足元を掘ったりしながら生き物を探します。

今回はヤビーポンプという採取道具を使って、地中に深い穴を掘る生き物も採取しました。

3   4
見つかった生き物は講師の光澤さんに解説してもらいます。 ヤビーポンプでニホンスナモグリが採取できました。また、巻貝の仲間であり、絶滅危惧種のゴマフダマも見つかりました。

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みんなで集めた結果、18種類のたくさんの生き物が見つかりました。貝だけでなくカニやエビも見られました。

最後に干潟の表面の藻類を食べるカニの行動を観察しながら、干潟という自然環境の重要性について解説をいただきました。
 

 見つけた生きものリスト

 

1

巻き貝の仲間

カラマツガイ

2

 

ゴマフダマ

3

 

イボニシ

4

 

アカニシ

5

 

アラムシロ

6

二枚貝の仲間

クログチ

7

 

シオフキ

8

エビの仲間

セジロムラサキエビ

9

 

ニホンスナモグリ

10

ヤドカリの仲間

ユビナガホンヤドカリ

11

カニの仲間

マメコブシガニ

12

 

トリウミアカイソモドキ

13

 

タカノケフサイソガニ

14

 

カクベンケイガニ

15

 

コメツキガニ

16

 

オサガニ

17

 

ヤマトオサガニ

18

その他の仲間

ヒモイカリナマコ


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