本文
熱中症特別警戒アラートを知っていますか?
近年、気候変動の影響などで暑い日が増加しており、国内の熱中症警戒アラート発表回数や熱中症による死者数は増加傾向にあります。
今後、地球温暖化が進行することで、極端な高温の発生リスクが増加することが見込まれています。また、熱中症による被害がさらに増加するおそれがあることから、「気候変動適応法」が改正され、同法第19条に「熱中症特別警戒アラート」が創設されました。これまでの「熱中症警戒アラート」よりレベルの高い警戒情報になります。
熱中症特別警戒アラートとは
熱中症特別警戒アラートは、気温が特に著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがある場合に、環境大臣が発表します。
西条市では、熱中症特別警戒アラートが発表された時には、「西条市安全・安心お届けメール(外部リンク)」などで情報伝達しますので、是非ご登録をお願いします。その他、以下の環境省メール配信サービス等でも情報を入手することができます。
発表基準
愛媛県内の全ての暑さ指数情報提供地点で、日最高暑さ指数(WBGT)が35以上に達すると予想される場合に発表されます。
翌日の最高暑さ指数の予測値を判断し、14時ごろに環境大臣が発表します。
暑さ指数は、環境省「熱中症予防情報サイト(外部リンク)」にて確認することができます。
運用期間
熱中症特別警戒アラートの運用期間は、4月第4水曜日~10月第4水曜日です。
暑さ指数(WBGT)35以上とは
全ての暑さ指数情報提供地点において、暑さ指数(WBGT)35以上に達する場合、気温が広域的に過去に例のない危険な暑さとなり、熱中症救急搬送者数の大量発生を招き、医療の提供に支障が生じるような、人の健康に係る重大な被害が生じるおそれがあります。
発表された時の対応
不要不急の外出や運動は控え、冷房が効いた室内で水分をこまめに取るなど、個々人で熱中症予防行動を実践する必要があります。やむを得ず外出する場合や、外出時に危険な暑さに見舞われた場合には、「クーリングシェルター(外部リンク)」を活用するなど、暑さを避けることが求められます。