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庄内ハッチョウトンボ保存会が三浦保環境賞の大賞を受賞しました!
ハッチョウトンボの保護で大賞を受賞しました!
県内で環境保護に取り組む個人や団体をたたえる「三浦保環境賞」で、西条市の「庄内ハッチョウトンボ保存会」(日和佐直会長)が大賞に選ばれました。
【庄内ハッチョウトンボ保存会の近藤茂孝顧問のコメント】
「少しでもハッチョウトンボの事を伝えてもらえたら。」と、エントリーした三浦保環境賞でしたが、「大賞受賞」の内示を頂き、受賞者代表の挨拶文を考えるよう依頼され、ただただ、困惑の中での受賞式でした。
中村愛媛県知事をはじめ、大勢のご来賓の方々から拍手とねぎらいのお言葉を頂き、「大賞受賞に恥じないような活動を今後も続けなければ。」と思いを新たにしました。専門知識も経験もない集団が、失敗できない絶滅危惧種の保全に関わり、8年たって10倍の羽化数にまで回復できました。愛媛で唯一の保護区を維持し、次の世代に引き継げたらと思っています。
ハッチョウトンボ
ハッチョウトンボは、日本で最も小さいトンボで県のレッドデータブックで絶滅危惧種に指定されており、県内では西条市旦之上の庄内地区の湿地にのみ生息するとされています。
保護活動
庄内ハッチョウトンボ保存会は2011年に結成され、生息地の湿地の草刈り等の管理や調査、地元の子どもを交えた観察会等を行っています。
【保護活動等の写真(提供:庄内ハッチョウトンボ保存会 近藤茂孝顧問)】
○観察会の様子(6月中旬に実施)
○冬の管理作業
○ハッチョウトンボのヤゴと雌雄