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西条バードウォッチング No.81~90

ページID:0046654 更新日:2018年10月23日更新 印刷ページ表示

 ≪No.71~80     目次のページ     No.91~100≫

No.81 キョウジョシギ(旅鳥)

キョウジョシギ

全長22cm、顔から胸に歌舞伎役者の隈(くま)取りのような模様があるシギです。

河口の砂礫地を歩きながらくちばしで小石を裏返して餌を探しています。

名前は漢字で「京女鷸」と書き、美しい赤褐色の羽色から京都の女性に例えて名付けられたとか。

西条では春と秋の渡りの季節に沿岸部の河口付近で見られます。

No.82 イソヒヨドリ(留鳥)

イソヒヨドリ

全長23cm、海岸の岩場に住むヒヨドリに似た鳥という意味で付いた名前ですが、ヒヨドリ科の仲間ではなくツグミ科の鳥です。

雄は上面が青色、下面が赤褐色の美しい鳥、よく通る澄んだ声でさえずります。

西条では港新地や禎瑞難波の海岸沿いの堤防や消波ブロックの上に止まっているところが見られます。

No.83 オオアカゲラ(留鳥)

オオアカゲラ

全長28cm、雄では頭頂が赤く、背と翼が白黒の横縞模様、胸脇から腹にかけてある縦斑、下腹部の紅色が特徴の大型キツツキです。

「キョッキョッ」と鋭く鳴き、木の幹を激しく叩くドラミングでその存在が分かります。

西条ではブナの原生林が残る石鎚山成就八丁坂から夜明け峠付近でよく見られています。

No.84 コアオアシシギ(旅鳥)

コアオアシシギ

全長24.5cm、春と秋の渡りの季節に河口や水田地帯に飛来する、緑青色のスマートな脚と針のように尖ったくちばしが特徴の数少ないシギです。

よく似たアオアシシギとは大きさ、くちばしの形などの違いに注意して識別してください。

西条では加茂川古川橋付近や禎瑞、氷見蛭子、高須の水田地帯などで見られます。

No.85 アカエリヒレアシシギ(旅鳥)

アカエリヒレアシシギ

全長19cm、チドリ目ヒレアシシギ科の旅鳥で、春と秋の渡りの季節に群れで海上を渡り、流れ藻に止まって休憩しています。

名前のとおり足指に水かきがあり、夏羽では頸から胸が赤褐色になりますが、秋には換羽して灰色になっています。

西条では禎瑞や高須の水を入れた休耕田などでまれに見られています。

No.86 サメビタキ(旅鳥)

サメビタキ

全長13.5cm、羽色が灰褐色でサメの色に似ていることから命名されたヒタキ科の小鳥。

胸から脇にかけてある不明瞭な縦斑が識別点で、よく似たコサメビタキ、エゾビタキとはこの縦斑で区別します。

西条では秋期に山沿いの公園などで、見通しのよい枝先から飛び出し、虫を捕食しているところが見られます。

No.87 セグロカモメ(冬鳥)

セグロカモメ

全長60cm、翼を開くと135cmもある大型カモメです。

成鳥では背は青灰色で翼の先端は黒く、尾羽は白く、脚はピンク色。

黄色いくちばしの先には赤色斑があります。

幼鳥は汚白色で茶色の斑紋があり、4年かけて成鳥羽に換羽します。

西条では、冬期に加茂川河口や高須海岸で数百羽の群れが普通に見られます。

No.88 キンクロハジロ(冬鳥)

キンクロハジロ

全長40cm、金色の眼、黒い羽根に白い翼帯があることからこの名前が付きました。

雄は後頭にある冠毛と脇腹の白色が特徴的ですが、雌は地味な黒褐色。

よく水に潜り貝や水生昆虫、小魚をエサにしている「潜水ガモ」です。

西条では少数派のカモですが、黒瀬ダム湖、加茂川河口や丹原町の兼久池などで見られます。

No.89 コハクチョウ(冬鳥)

コハクチョウ

全長120cm、繁殖地はユーラシア大陸北部で、冬期越冬のため主に北日本に渡来します。

西日本では島根県の宍道湖が集団越冬地で、四国ではまれに数羽が飛来する程度です。

西条では、2006年正月、加茂川河口に18羽が飛来し、3月まで丹原町のため池で越冬して多くの野鳥ファンを楽しませてくれました。

No.90 ホシハジロ(冬鳥)

ホシハジロ

全長45cm、雄は頭の赤茶色が特徴で、胸は黒く、体は灰白色のスッキリした配色の見つけやすいカモですが、よく潜る「潜水ガモ」です。

海に出ることは少なく、川や池で潜って水草や小魚を捕えて食べています。

西条では少数派のカモで、加茂川や新川の河口付近、黒瀬ダムなどで時々見られています。


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