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西条バードウォッチング No.211~220
No.211 ヤマシギ(冬鳥)
全長34cm、四国地方には冬鳥として飛来し、平地から里山の森林に生息、夜行性で夕方から農地や果樹園の林床に出て長いくちばしを地面にとげしてミミズを捕食しています。
タシギとよく似ていますが後頭にある横縞斑で見分けます。
西条ではひうちの緩衝緑地帯、中寺の森林公園や丹原町の柿畑で観察されていますが夜行性で姿を見るのは難しい。
No.212 マダラチュウヒ(旅鳥)
全長43cm、ロシア極東、中国東北部で繁殖し日本には旅鳥として渡りの途中にまれに飛来します。
雄は灰白色の羽色に背にある黒い錨模様が識別点、雌はチュウヒ類3種とも褐色でよく似ていて識別は難しく注意が必要です。
西条では2018年に壬生川高須の農耕地で初確認され、2021年には氷見東新開で観察撮影された2例の記録があるだけの珍鳥です。