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西条バードウォッチング No.201~210

ページID:1185071 更新日:2023年1月25日更新 印刷ページ表示

≪No.191~200     目次のページ     No.211~218≫

No.201 イワツバメ(夏鳥)

イワツバメ

全長14.5cm、夏鳥として日本全土に渡来、高山の岩壁や山地のコンクリート建造物の軒下、渓谷の橋げたなどに集団で営巣しています。

ツバメよりも一回り小さく、羽ばたきを止めて滑空しながら旋回を繰り返します。

尾羽の切れ込みは浅く、白い腰が目立ちます。西条では秋のタカの渡りの季節に八堂山などの高空を飛んでいる姿が見られます。

No.202 リュウキュウサンショウクイ(夏鳥)

リュウキュウサンショウクイ

全長20cm、主に南西諸島、九州、四国、中国地方に分布。

サンショウクイとの違いは、雄では額の白色部が狭く、胸から脇が灰黒色のところで見分けます。

日本鳥類目録第7版ではサンショウクイの一亜種としていますが、現在独立種とするよう分類を見直しています。

西条では八堂山市民の森、黒瀬ダム公園などの低山帯で見られています。

No.203 セグロアジサシ(迷鳥)

No.203 セグロアジサシ

全長40.5cm、太平洋、インド洋、オーストラリア北部の熱帯の島々で繁殖、周辺の外洋に生息している大型のアジサシです。

日本には夏鳥として小笠原諸島や南西諸島で見られ、四国では台風に巻き込まれて運ばれてきた鳥がまれに見られるだけの珍鳥です。

西条では1993年7月、台風通過直後に高須海岸沖の海上で4羽が確認されています。

全長20cm、主に南西諸島、九州、四国、中国地方に分布。

No.204 ハリオアマツバメ(旅鳥)

ハリオアマツバメ(旅鳥)

全長21cm、夏鳥として本州中部以北の山地に渡来、四国では春・秋の渡りの季節に高空を通過しています。

飛翔姿しか見られないため種の識別は難しく、特徴である体形、喉と下尾筒の白さなどで見分けます。

和名は尾羽の羽軸が針のように尖って出ていることに由来。

西条では秋のサシバの渡る頃、南へ帰るツバメの群れに混ざって飛翔姿が見られます。

No.205 ミヤマシトド(迷鳥)

ミヤマシトド(迷鳥)

​全長16cm、北アメリカ北部および西部で繁殖し、冬は北アメリカ南部に渡るホオジロの仲間です。

日本では迷鳥として数例の観察記録があるだけの珍鳥。

愛媛県内では2008年に重信川中流域の河川敷で越冬した記録と2015年に西条市河原津干拓の疎林で地元のバードウォッチャーによって発見、撮影された2例の記録があるだけの珍鳥です。

No.206 ワライカモメ(迷鳥)​​

ワライカモメ(迷鳥)

​全長40cm、アメリカ東海岸地域で繁殖し、冬は中南米、ブラジルなどで越冬、日本には稀な迷鳥として数例の観察記録があるだけのカモメです。

ユリカモメと同大、冬羽では頭は白く、嘴と足は黒く、夏羽で頭の黒くなるタイプのカモメとの識別は難しい。

西条では2018年8月に加茂川河口で地元の愛鳥家が発見、撮影記録した珍鳥です。

No.207 イワバホオジロ(迷鳥)

イワバホオジロ(迷鳥)

​全長15cm、トルコ西部からイラン、モンゴル西部など中近東で繁殖し、インド東部などで越冬するホオジロの仲間です。

日本では迷鳥として日本海側の島嶼で数例の観察記録があるだけの珍鳥。

西条では2012年11月に氷見蛭子の中山川堤防で野鳥撮影中のカメラマンが偶然発見し撮影に成功、日本本土では初確認記録となる大発見でした。

No.208 イワヒバリ(漂鳥)

イワヒバリ(漂鳥)

​全長18cm、本州中部の高山の岩場やハイマツ帯で繁殖している留鳥で、残雪の上や草地で昆虫や草木の種子を採食しています。

高山の岩場で見られることから、江戸時代から「イワスズメ」として知られていました。

四国では過去1例の観察記録があるだけの珍鳥。

西条では2021年11月に瓶ヶ森と石鎚山で地元のカメラマンが発見、撮影記録されました。

No.209 シノリガモ(冬鳥)

シノリガモ

全長43cm、冬鳥として本州中部以北の岩場の多い海岸に渡来します。

雄は青黒い体に長短大小の白斑があり赤紫色の脇腹が目立ちますが、雌は全身黒く頭にある丸い3個の白斑が識別点。

北海道では普通に見られますが関西での観測記録は少なく、西条では1988年に渦井川河口で観察されたほか、壬生川沖で猟銃で捕獲された記録があるだけの珍鳥です。

No.210 アビ(冬鳥)

アビ

全長63cm、北極圏で繁殖し日本には冬鳥として渡来します。

アビ科のアビとオオハムは冬羽では識別が難しく、アビではくちばしの形と背にある白斑の違いで見分けます。

潜水が巧みで魚群を追って集まる習性を利用して古くは「鳥持網代漁」(アビ漁)が行われていました。

西条では1983年2月に東予港で撮影された1例の記録があるだけの珍鳥です。


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