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「森家住宅主屋他4件」を国有形文化財(建造物)として 登録するよう答申が出されました
この度、国の文化審議会では、3月17日(金曜日)開催の同審議会文化財分科会における審議・議決を経て、本市の「森家住宅主屋他4件」を国有形文化財(建造物)として登録するよう文部科学大臣に答申しましたので、お知らせします。
1 名 称
森家住宅主屋他4件
「森住宅主屋」「森家住宅庭座敷および塀」「森家住宅離れ」「森家住宅湯殿」
「森家住宅御成門および塀」
2 概 要
森家住宅は、西条市氷見の街道沿いに所在する大地主の屋敷です。森家は金融業などを営み、江戸時代、最盛期には2,000石を有して名字帯刀を許され、庄屋格を与えられるなど由緒ある家柄でした。主 屋は天保12年(1841)建築の2階建平入の町家入で表と裏の2棟が軒を接して並び、南西には庭座敷を東には茶室を備えた離れを配しています。また藩主専用の御成門や湯殿も残されるなど、江戸時代の地主の屋敷構えを留める貴重なものであり、わが国の歴史的景観の形成に貢献しているとして、登録するよう答申が出されました。
3 所在地
愛媛県西条市氷見
4 所有者
個人
5 備 考
答申後の官報告示をもって正式に登録となります。