本文
松木幹一郎氏ゆかりの資料が寄贈されました
平成28年4月13日、東京都内において、「台湾電力の父」と呼ばれる松木幹一郎氏ゆかりの資料が、ご親族より市に寄贈されました。
寄贈いただいた資料には、幹一郎氏の胸像や写真、ハガキ等貴重なものも多くあり、今後調査と研究を進め、幹一郎氏の顕彰につなげていきたいと考えています。
松木幹一郎氏とは
松木幹一郎氏は、明治5年(1872)に西条市河原津に生まれ、明治29年(1896)に東京帝国大学を卒業後、逓信省、鉄道院理事、東京市電気局長、山下汽船会社副社長、帝都復興院副総裁、台湾電力株式会社社長等を歴任し、昭和14年(1939)に67歳で亡くなられるまで多大な功績を残されています。
とくに台湾電力株式会社社長時代、当時アジア最大の発電量となる水力発電所を、台湾の日月潭(にちげつたん・じつげつたん)に完成させたことは有名であり、台湾の電化に尽力された功績から、今もなお松木幹一郎氏は「台湾電力の父」と呼ばれているなど、西条市を代表する偉人・先人の一人です。