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18年ぶりに西条でカブトガニの成体発見
18年ぶりに西条でカブトガニの成体発見
2億年以上前から姿を変えずに生き残っていることで「生きている化石」と呼ばれるカブトガニが、9月19日(金曜日)21時頃、河原津の漁業、槙義彦さん(73歳)の底引き網に掛かり発見されました。西条市で成体が確認されたのは平成8年以来、18年ぶりのことです。
今回発見されたカブトガニは、体長53cm、重さ2.12kgのメスで、生後12年以上が経っているとみられます(寿命は20~25年ほど)。
このカブトガニは、当市が毎年放流しているカブトガニの幼生が成長した可能性もあり、今後の発見が大いに期待されます。
市では現在、東予郷土館でこのカブトガニを保護し一時飼育しており、計測・マーキングをしたのち海に放流する予定です。
発見されたカブトガニ(メス・体長53cm)
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西条市教育委員会 管理部 社会教育課 社会教育係
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