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彫刻家 伊藤五百亀

ページID:0062246 更新日:2020年4月20日更新 印刷ページ表示

彫刻好きの父親の影響で彫刻家の道へ。写実性の中に理想の人間像を追求。

 
伊藤五百亀肖像

伊藤 五百亀(いとう いおき) 1918~1992

 

西条市黒瀬出身。大正7年生まれ。

多摩帝国美術学校(現多摩美術大学)で学び、昭和49年「うたかたの譜」で文部大臣賞、昭和57年「渚」で日本芸術院賞を受賞される。
平成4年3月に亡くなられるまでの間、日展審査員や日本彫塑会監事なども務められ、美術界の発展に寄与、平成3年には西条市功労賞を受賞された方である。
西条市内各所には、これまでに寄贈いただいた作品や原型から起こしたブロンズ像が設置され、五百亀氏の真摯で誠実な人柄を反映した、伸びやかで重厚な作品に直接触れることができます。

 

伊藤五百亀氏 略歴
年号 西暦 主なできごと
大正7年 1918 5月11日 愛媛県西条市黒瀬に生まれる
昭和15年 1940

多摩帝国美術学校(現多摩美術大学)中退
吉田三郎に師事

五百亀19歳

19歳頃の伊藤五百亀(左)。石鎚登山にて

昭和17年 1942 第5回文展「立像」初入選
昭和18年 1943 第6回文展「鍬の戦士」特選受賞
昭和29年 1954 第10回日展「潮先」特選受賞
昭和30年 1955 第11回日展「崖」特選受賞
昭和31年 1956 第12回日展審査員となる(以後6回)
昭和33年 1958 日展会員
昭和36年 1961 日本彫塑会会員
昭和37年 1962 社団法人日展評議員となる
昭和49年 1974

第6回日展「うたかたの譜」文部大臣賞受賞

うたかたの譜

うたかたの譜(部分)

昭和53年 1978 社団法人日本彫塑会(現日本彫刻会)監事
昭和57年 1982

日本芸術院賞受賞(第13回日展出品作「渚」)
日本彫刻会理事

渚 

左より 昭和天皇 伊藤五百亀 受賞作品《渚》

昭和58年 1983 日展理事
平成3年 1991 西条市功労賞受賞
平成4年 1992

3月4日 73歳で永眠

写真:西条市教育委員会所蔵 無断転載を禁じます。

※1 文展とは、文部省展覧会の略で、1907(明治40年)年に発足。日展の、原型である。
※2 日展とは、「日本美術展覧会」の略であり、またその展覧会を運営する団体の名。

五百亀氏展示作品一覧(別ページに移動)

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