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小松(立志隊)
小松地区の概要
小松の地名は、寛永15年(1638年)に一柳直頼が陣屋の建設地を当時の新屋敷村内の塚村(当時の西条領氷見村との境界付近)へと決定した際に、塚村地域一面に背の低い松(小松)が生えていたことを由来としており、藩政の終了後も小松の名は、村名、町名として引き継がれてきました。
小松藩の儒学者として藩内師弟の教育に尽くした近藤篤山(こんどうとくざん)の書斎は、伊予聖人の生活を今に伝えており、「近藤篤山の旧邸」として県指定の史跡に登録されています。また、三嶋神社の「船山古墳群」も県指定の史跡に登録されています。
出典:小松町誌
地区名 | 小松(こまつ) |
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人口 | 5,513人 |
世帯数 | 2,631世帯 |
自治会数 | 17 |
地域自治組織 | - |
小松の地域づくりのあゆみ
平成29年度のタウンミーティングをきっかけに小松地区の地域づくりがスタートしました。「子育てしやすいまちづくり」をテーマに話し合いが進み、平成30年12月に開催された地域づくり懇談会では、「地域であいさつできる環境づくりが必要」、「交流できる場がほしい」、「大人も子どもも一緒に話し合う場がほしい」といった意見があり、地域で支え合いながら課題を解決していこうと機運が高まりました。
地域づくり懇談会や地域づくり講演会、地域の主要メンバーでの話し合いを経て、 自治会、愛護班、PTA、婦人会、消防団、社会福祉協議会小松支部の代表者などで構成される、「立志隊(りっしたい)」を設立しました。
主な取組
小松地区地域づくりフォーラム
第3回 小松フォーラムつむぎの会
令和5年2月18日に「小松フォーラムつむぎの会」を開催し、午前、午後合わせて77名の方が参加しました。つむぎの会では、まず、立志隊の活動報告として、(1)「あいさつ」について(2)小松藩主墓所清掃について(3)前回の夕涼みフォーラムでの話し合いを受けて始まった「ゴミの減量化に向けての高校生の取り組み」の3つを報告しました。その後、今後取り組みたいことについての企画書を作成するワークショップを行い、「小松中央公園活性化プロジェクト」と「小松小へ逃げろ!(防災訓練)」が優秀企画書として決定しました。また、ボランティアの高校生が一緒になって昼食を作ってくれました。
小松中央公園活性化プロジェクト(クリーンウォーク)
令和5年8月12日の早朝、小松中央公園の北側を4つのグループに分かれて、敷地内の改善してほしい箇所を写真に収めながら遊歩道などのごみを拾いました。スポーツ推進委員や公民館のサークル団体、小学校PTA、小松高校生など多くの方々に参加していただきました。
小松小へ逃げろ!(防災訓練)
令和5年10月22日に、小松防災士連絡協議会や小学校PTAのみなさんと協力して「小松小へ逃げろ!」と称した防災訓練を実施しました。午前の部では、ポリ袋を使い防災食を作り、防災について勉強しました。午後の部では、大声大会や担架リレーがあり参加した大人や子どもたちは大盛り上がりでした。
第2回 小松地区夕涼みフォーラム
令和4年8月24日、8月31日の2日にわけて「小松地区夕涼みフォーラム」を開催し、各種団体や一般参加者のべ63名が参加しました。地域のみんなで小松の未来や各種団体の活動を自慢しながら楽しく有意義な時間を過ごすことができました。
第1回 小松地区地域づくりフォーラム
令和2年11月1日に「小松地区地域づくりフォーラム」を開催し、市内高校生やPTA、愛護班、消防団、婦人会、商工会など各種団体のほか、一般参加者、立志隊メンバーを含め約100名が参加しました。
このフォーラムでは、立志隊の活動報告や市内高校生が立志隊と一緒に考えた「小松の未来」についての提案発表を行うとともに、「あいさつ」をテーマにコロナ禍の今だからこそ問われる地域の関り方や絆について意見交換を行いました。