ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 組織でさがす > 産業経済部 > 産業振興課 > 【開催報告】令和7年度地域の逸品開発塾

本文

【開催報告】令和7年度地域の逸品開発塾

8 働きがいも経済成長も
ページID:0124098 更新日:2025年10月22日更新 印刷ページ表示

事業概要

西条市では、平成29年度より、商品開発を目指す事業者の皆さまを対象に、「地域の逸品開発塾」を開催しています。

本塾では、地域の特産品・文化・技術などを活かした新商品の開発や、既存商品のブラッシュアップを支援しており、専門家による実践的なアドバイスを受けながら、地域に根ざした“逸品”づくりに挑戦することができます。

講義形式だけでなく、実際に手を動かしながら商品開発を進める実践型のプログラムとなっており、これまでに本塾を通じて開発された商品が実際に販売や提供に結びつくなど、地域の新たな魅力発信につながる成果が生まれています。

地域の素材や技術を活かした商品を生み出すことは、地域経済の活性化にもつながります。

塾の流れ(全4回)

第1回 会社や商品のプレゼンテーションを通じて、今後開発する商品の方向性を明確にします。

第2回 作成した試作品について、ヒアリングと指導を受け、改善点や課題の洗い出します。

第3回 商品のブラッシュアップを行い、完成度を高めます。

第4回 最終調整を行い、商品化に向けた準備を整えます。

塾の特徴

  • 専門講師による講義と個別指導

マーケティングやブランディングの基礎から応用まで、実践的な知識を学べます。

  • 試作品作りのサポート

アイデアを形にするための試作支援を通じて、商品化への一歩を後押しします。​

  • 事業者ごとの課題に応じたアドバイス

個別対応で、商品開発の悩みや課題に寄り添います。​

講師紹介

​株式会社 キッチンエヌ 代表取締役 中村 新 

講師写真

辻調理師学校(現辻調理師専門学校)卒業後、同校教職員として、朝日放送「料理手帳」、TBS「料理天国」を担当。

その後、単身で渡欧。フランス料理「ミストラル」、三ツ星「ル・ガヴローシュ」、一つ星「ル・プールボ」など各地方を料理勉強で渡り歩き、フランス料理「ビストロ・ダジュール」料理長、フランス料理「リオン・ドール」料理長を経て帰国し、神戸でホテル総料理長就任。

良品計画やJR東海フードサービス、UCCグループなど現在の食シーンを牽引する数多くの優良企業の支援や、飲食経営のコーディネート・プロデュースを手掛ける。

地域活性、限界集落対策、食育などを研究する機関からの多岐にわたる食関連調査、社会実験の実施支援なども行っている。

「数字の分かる料理人を作りだすこと」「人々の健康に寄与する食べ物を作りだすこと」を目標とするフードプロデューサー。

有限会社 良品工房 代表 白田 典子

講師写真

石川県ブランド食材プロデューサー、その他全国各地での講師、審査員、アドバイザー等多数。

大手広告代理店、マーケティング会社に勤め、結婚を機に会社を退職。専業主婦時代を経て、1994年に有限会社良品工房を設立。

2001年、「私たちのほしいものが買えるようになるといいね」の想いから「いいものプロジェクト」をスタートさせ、独自の方法による地域商品の商品評価、販売などを事業化。

地域の商品を販売しながら集めた消費者の声を届けようと、多数の企業や地域活動を支援している。

2010年からは、産地と消費者をつなぐ「場」として、首都圏の商業施設内に直営店を出店。

つくる人、売る人、買う人、三者をつなぐ新しい流通の形を実現するべく、自ら"つくる人"のもとに足を運び、生産者と向き合う日々を送っている。

令和7年度西条市地域の逸品開発塾

第1回(令和7年9月19日(金))

第1回目では、事業内容や申込背景についてヒアリングし、今後開発していく商品の方針について話し合っていきます。

販売中の商品がある場合は試食を行い、より美味しく仕上げるための調理方法や工夫について、丁寧にアドバイスを行います。

社会福祉法人 聖風会 多機能型事業所 とうふ工房ていずい 様​

西条の水を利用して、豆腐の製造から、出荷販売までを行っています。

北海道産の豆乳を使用した濃厚なお豆腐は、ほうれん草豆腐やしょうが豆腐なども製造しています。

塾の様子① 塾の様子②

【次回に向けて講師からのアドバイス】

つるんとした食感の豆腐と、杏仁豆腐にナタデココを加えた試作品を作成する。

コンセプトに沿った 10 種類のバリエーション案を考える。

エスペランスグループ 様

平成8年頃、地域の柿農家が集まり活動をスタート。
六次産業化の流れの中で、干し柿づくりの技術を活かした柿羊羹を開発し、販売を行っています。

塾の様子③ 塾の様子④

【次回に向けて講師からのアドバイス】

現状の型を活用し、干し柿のみを使用した羊羹と、あんこと干し柿を組み合わせた新しいデザインの羊羹を試作する。

柿の色合いを感じられるような商品へ改良を図る。 

ゴテンマエ食堂 様

ドネーション型の食堂で、週3回お弁当販売を行っています。

売り上げの一部が、子ども食堂や子ども支援をしている団体に寄付されています。

塾の様子⑤ 塾の様子⑥

【次回に向けて講師からのアドバイス】

新たな看板商品として、タレかつ定食弁当の開発に着手する。

メインとなるタレかつの試作を行う。

ピーコックフーズ株式会社 様

国産・輸入ブロイラー、種鶏を中心に、地鶏、豚肉、牛肉などを取り扱う食肉加工業。

からあげ、焼き鳥、煮豚等の製造・販売を行っています。

塾の様子⑥ 塾の様子⑤

【次回に向けて講師からのアドバイス】

鶏ならではの味を活かした鶏メンチカツの開発に取り組む。

試作品として、5種類のバリエーションに挑戦する。

次回は、令和7年12月19日(金)を予定しています。


おすすめイベント